開眼法要


1.開眼法要
 新しいお墓を建てたら、開眼(かいげん)法要を行います。開眼とは、位牌、仏壇、お墓などに魂を入れて安置することをいい、「入魂(にゅうこん)式」「御霊(みたま)入れ」とも呼ばれます。単なる石であった墓石は、この法要を行うことによって初めて礼拝の対象となります。 お墓を改装(かいそう)した場合も開眼法要を行います。

1)開眼法要の時期
 お墓は普通、新しい仏様のために建てることが多いため、開眼法要は、四十九日(しじゅうくにち)、百か日(ひゃっかにち)、1周忌などの法要の時に、納骨式と一緒に合わせて行うのが一般的です。
 生前にお墓を建てた寿陵(じゅりょう)の場合は、お墓の完成時に営みますが、納骨式に合わせて行ってもかまいません。

2)開眼法要の流れ
①お墓の準備
 敷地内、墓石を掃除して清め、竿石には白布を巻きます。墓前には祭壇を設け、ロウソク、線香、菓子、果物などを供えます。

②読経
 寺院本堂または墓地の会館などで読経(どっきょう)します。

③参列者が墓前に移動

④開眼法要
 僧侶がお経を上げ、施主が竿石の白布を引き除きます。参加者全員が順に焼香(しょうこう)します。

⑤会食
 席を移し、参加者全員で会食します。

3)寺院・僧侶への謝礼
①お布施
 読経への謝礼である僧侶へのお布施に決まりはありませんが、3万円~5万円が相場だと言われています。地域や規模などにもよりますので、気になれば石材店や管理事務所などに相談するとよいでしょう。

②お車代
 寺院境内墓地以外で、僧侶にお墓まで出向いてもらう場合は、「お車代(おくるまだい)」を包みます。1万円程度が目安です。お車代は、僧侶が自分の車で来た場合にも渡します。

③お膳料(おぜんりょう)
 会食に僧侶が出席しない場合は、それに見合う金額を包みます。1万円が目安と言われています。