墓石の形


2.墓石の形
 墓石の形には、「和型」、「洋型」のほか、「デザイン墓石」と呼ばれているものがあります。

1)和型墓石
 日本で一番多くみられ、なじみ深いのが、棹石(さおいし)が縦長の長方形をした「和型」と言われる墓石です。仏舎利塔(ぶっしゃりとう)や五輪塔(ごりんとう)を簡略化したものだといわれ、仏教の影響を強く受けています。
 和型でも最も多いのが、和型三段墓です。

和型墓石  和型三段墓は4つの石からなり、上から「竿石」(棹石)、「上台石」、「中台石」、「芝台(下台石)」で構成されます。
 「竿石」は、棹石、佛石、軸石などとも呼ばれ、表面には「お題目」「先祖代々之墓」「○○家之墓」などの文字が刻まれます。
 「上台石」には、蓮華模様(れんげもよう)や家紋・家名などが刻まれます。
 「中台石」は、墓石全体の背が高くなることから、厳粛なイメージがでます。
 「芝台(下台石)」は、お墓の土台となる石で、カロートの保護、花立てや香炉の置台ともなります。

2)洋型墓石
 公園墓地などで多くみられるようになったのが、竿石が横に長い洋型墓石です。このタイプは和型とは異なり、外柵工事や土盛りがないものが多く、その分、価格的に安くできます。家名ではなく、好きな文字や言葉を墓石に刻みたいという場合に、洋型を選ぶという方も多いようです。
 洋型墓石の基本的な形には図のように2つあります。竿部がストレートの「ストレート型」と、オルガンのようになった「オルガン型」です。

 特に民営墓地では洋型を選ぶ人が増えてきており、また、改葬をする際に、和型から洋型に変える人も多いようです。
和型墓石

3)デザイン墓石
 画一的なお墓の形ではなく、個性的なデザインのお墓も建てられるようになってきました。 記念碑的なお墓ということで、職業や趣味などイメージしてデザインするお墓が多いようです。サッカーボールやピアノといった故人のゆかりの品を形にした墓石も登場しています。

デザイン墓石は、墓地によっては制限されていることもあります。発注する前に規定などを確認しましょう。