キリスト教式のお墓


8.キリスト教式のお墓
1)墓地
 キリスト教の墓地は、カトリックとプロテスタントでは多少異なります。 カトリックでは、教会ごとに墓地を持っていたり、教会の地下に納骨堂を設置しているところもあります。プロテスタントの場合は、日本キリスト教団の各地区ごとに墓地を所有していることが多いようです。
 カトリックもプロテスタントも独自の場所に所有している場合もありますが、今日では、民営や公営墓地などの一画をそのようにして使用しているケースが多いようです。 所属する教会、教団に墓地や納骨堂があれば、そこを利用することが一番に考えられます。 ない場合や、あっても遠い場合などは、個人で公営や民営の墓地を探し、利用することになりますが、日本では家のお墓(仏式)に入る人も多いようです。

2)お墓の構成
 キリスト教では、一人がひとつのお墓という個人墓が基本ですが、家族で入ることも可能です。 線香は焚(た)かずにロウソクを立てるため、香炉の代わりにロウソク立てが設置されます。

3)墓石の形・種類
 キリスト教では、墓石の形には特に決まりはなく、自由に建てられます。墓石として、十字架を建てたものもありますが、今日では高さの低い洋型墓石(オルガンタイプやストレートタイプ)に十字架を刻んだものが多くなっています。
 日本では、大理石は墓石用としてあまり使われていませんが、キリスト教のお墓では大理石が使われることが多いようです。

4)刻む文字
 墓石に刻む文字にも決まりはありません。十字架や聖書の一節、好きな言葉などを刻んだものが多く、故人の名前を刻む場合は、洗礼名(クリスチャンネーム)を入れるのが一般的です。 家族が合葬されたお墓もあり、その場合は家名を入れます。