納骨堂とは?基礎知識や費用相場から購入の流れまで徹底解説!

納骨堂とは?基礎知識や費用相場から購入の流れまで徹底解説!

近年新しいお墓のカタチとして注目を集めているお墓の1つに「納骨堂」があります。

この記事では、納骨堂の基礎知識から実際に納骨堂を購入する際の流れや注意点まで、お墓選びに役立つ情報をお届けします。

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納骨堂とは遺骨を安置するスペースを備えた施設

納骨堂とは、遺骨を安置するスペースを備えた施設です。
屋内に遺骨を安置する場所や参拝所が設けられているものが多く、従来の墓石と違ってお墓の手入れが必要ありません。

納骨堂の定義

納骨堂は、「墓地、埋葬等に関する法律(以下、墓埋法)」によって、以下のように定義されています。

第1章 総則
第 2条6 この法律で「納骨堂」とは、他人の委託をうけて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設をいう。

墓地や霊園と同じように、納骨堂も都道府県知事の許可を得ないと運営することはできません。
墓埋法の定義では屋内に限定されていないため、屋外にある場合も納骨堂として販売されていることがあります。

納骨堂の主な種類と費用相場

納骨堂には様々な種類があります。
その中で代表的な「ロッカー式」「自動搬送式」「仏壇式」の特徴と費用相場ついて解説します。

ロッカー式納骨堂

ロッカー式納骨堂とは、ロッカーのように前面に扉が設けられた棚に、骨壺に入った遺骨を収蔵するタイプの納骨堂です。
1区画に1~4名を納骨できるものが多く、少人数向きです。

ロッカー式納骨堂イラスト

ロッカー式の費用相場

  • 購入費用:30~100万円/1区画
  • 年間管理費:0~2万円程度

自動搬送式納骨堂

自動搬送式納骨堂とは、参拝スペースに遺骨が機械で運ばれてくるタイプの納骨堂です。
普段は高層の収納棚に遺骨を安置するため大人数を収蔵でき、代々受け継いで利用することも可能です。

自動搬送式納骨堂イラスト

自動搬送式の費用相場

  • 購入費用:80~200万円/1基
  • 年間管理費:1.2~2万円程度

仏壇式納骨堂

仏壇式納骨堂とは、仏壇と遺骨の安置スペースが1つになったタイプの納骨堂です。
遺骨の安置スペースが広く取るものが多く、基本的に通常のお墓と同じように受け継いで使用できます。

仏壇式納骨堂イラスト

仏壇式の費用相場

  • 購入費用:100~200万円/1基
  • 年間管理費:1.2~2万円程度

納骨堂が人気な理由

納骨堂では、お墓の承継が途絶えた場合、自動的に遺骨を合葬墓に遺骨を移して永代供養するところが多く、墓石を建てないため墓じまいの心配もありません。
ロッカー式では、遺骨を棚に遺骨を安置する期間に期限を設けており、期限後は同じく合葬墓に遺骨を移して永代供養されるため、お墓の承継者がいなくても問題なく利用できます。

また、比較的街中に立地していてお参りに行きやすいことや、購入にあたって檀家になる義務がなく、利用者の宗教・宗派を問われないことも人気の理由として挙げられます。

納骨堂のデメリット

一方で納骨堂には従来のお墓にはない以下のようなデメリットも存在します。

  • 施設の老朽化や改修の心配が残る
  • 混雑時には待ち時間ができることも
  • 管理が楽な反面味気なさを感じる

特に、施設が老朽化した場合の対応については事前に確認しておいた方が良いでしょう。

納骨堂購入の流れ

納骨堂購入の流れは以下の通りです。

納骨堂購入の流れ
1.予算や希望エリアを決める
2.資料請求して納骨堂の情報を集める
3.予約をとって現地を見学する
4.納骨堂を契約する
5.納骨する

納骨堂選びで後悔しないためには、できるだけ複数の納骨堂の情報を集めることが大切です。
また、急な見学に対応できない納骨堂も多いため、前もって見学予約をしましょう。

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納骨堂選びの注意点

納骨堂を選ぶ際に、注意すべき点について解説します。

公営納骨堂に注意!

お寺などの宗教法人が運営している納骨堂が多いですが、中には自治体が運営している公営納骨堂もあります。

公営納骨堂は、自治体が行う抽選に当選しなければ利用できないことが多く、応募にはその自治体に住所を有する方など条件が設けられているので注意が必要です。
加えて、期限後に遺骨が遺族に返還されるなどの特殊な条件がある場合もあります。

抽選に申し込む前に、自治体HPや申込のしおり等で条件をしっかり確認しましょう。

個別安置期間や合葬の条件を確認する

納骨堂によって、個別にお参りできる期間や遺骨が合葬される条件はバラバラです。
何年と明確に決まっているところもあれば、年間管理費を支払い続ける限り納骨堂を使用できるというところもあります。

お参りに来てくれる人のことを考え、ご事情に合った納骨堂を選びましょう。

災害への備えや建物の老朽化について確認する

納骨堂も建物なので、災害の影響や老朽化は避けられません。
現地を見学する際には、担当者に災害への備えや建物が老朽化した場合の対応について質問しましょう。

特に自動搬送式納骨堂では、自動搬送の機械が壊れてしまったらお参りができなくなります。
きちんとメンテナンスがされているのか確認することが大切です。

納骨堂に関するよくある質問

よくある疑問にお答えします。

故人の友人でもお参りできる?

故人の親族でなくても、基本的にはお参りできます。

自動搬送式納骨堂では、お参りにICカードが必要ですが、受付で貸し出してくれるところがほとんどです。
ただし、中にはICカードの貸出が有料のところもあるので注意しましょう。

お寺の納骨堂等では、急な来訪に対応できない場合もあるため、事前に電話連絡をするとスムーズでしょう。

納骨堂を途中でやめることはできる?

納骨堂を途中でやめることができるかどうかは、契約内容によります。
契約書に解約についての記載があれば、契約内容に則って解約することができます。

しかし、契約書がない場合や解約についての記載がない場合は、納骨堂の管理者と話し合いの上解決しなければなりません。
後に引っ越しなどで納骨堂を解約したくなっても困らないよう、契約書に契約の解除に関する記載があるのか確認しておいた方が良いでしょう。

生前での申し込みはできる?

納骨堂は生前での申し込みに対応しているところがほとんどです。

ただし、納骨堂によって、納骨まで管理費が発生しないところと契約後から管理費が発生するところがあります。
いつから管理費が発生するのかは確認しておく必要があるでしょう。

人気の高い納骨堂を地域ごとに紹介!

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まとめ

納骨堂とは、遺骨を安置するスペースを備えた施設です。
主にロッカー式・自動搬送式・仏壇式の3種類があり、少人数で利用する場合はロッカー式、大人数で利用する場合は自動搬送式や仏壇式が向いています。

お墓の承継や墓じまいの心配が要らない、比較的アクセスが良いなどメリットの多い納骨堂ですが、老朽化の不安や混雑時はお参りに待ち時間ができるというデメリットもあります。

合葬になるまでの期間や条件は納骨堂によって異なるため、実際に資料を取り寄せて検討することをおすすめします。

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執筆者情報

お墓さがしスタッフ

馬淵

経歴

石材店勤務を経験後、現在はお墓さがしのライターとして、皆様のお墓に対する不安や疑問を解消できるコンテンツ作りを心掛けています。

保有資格

お墓ディレクター(認定番号 21-200042-00)

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