手元供養とは?初めてでも分かる!供養の仕方と費用を解説

  • 投稿日:2019/07/04
  • 更新日:2021/12/01
手元供養とは?初めてでも分かる!供養の仕方と費用を解説

近年、「遺言でお墓は建てない・・」、「お墓が遠くて行けない」、「故人を身近で感じていたい」などの理由で、手元供養をする人が増えています。

お墓を建てるには高額な費用がかかり、また、お寺との付き合いが面倒と感じている人も多く、また、供養の方法も多様化していて、お墓離れ、寺院離れが進み、手元供養が増えていると考えられています。

手元供養は、お墓を建てる費用に比べると費用を抑えることができるのも大きな特徴で、遺骨や遺髪、遺灰を通じて、亡くなった故人をいつも身近に感じられるように、さまざまな手元供養の形があります。

この記事では、手元供養がはじめてでも迷わないように、手元供養とは、手元供養のメリットデメリット、手元供養の種類と費用について詳しく解説していますので、読み終わるころには、手元供養についての知識が増えています。

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手元供養とは

手元供養とは、故人の遺骨を小さな容器に入れたり、遺骨を加工するなどして、自分の手元に保管して供養することで、自宅供養とも呼ばれることがあります。
もともと、遺骨はお墓に埋葬して、位牌を仏壇に祀って供養するというのが一般的でしたが、近年では、お墓が遠方にあるので頻繁に供養に行けない、お墓は面倒くさいので手元で供養したい、故人の遺骨がすぐそばにあると精神的に安心感や満足感が得られるという理由で人気が高まっています。

手元供養のメリット

近年、人気が高まっている手元供養のメリットは以下になります。

・お墓を建てることに比べて、少ない費用ですむ
・お墓がある場所まで行かないので、好きなときに供養することができる
・お墓参りやお墓掃除をする必要がない
・故人が行きたかった場所などに一緒に連れて行ってあげられる
・故人を身近に感じることができるので、精神的に落ち着くことができる

手元供養のデメリット

自宅で好きなときに供養できる手元供養ですが、デメリットもあります。
手元供養のデメリットは以下になります。

・身につけて供養するタイプは失くしてしまうことがある
・供養する本人以外が見ると、違和感を感じることがある

手元供養の種類は、大きくわけて自宅で祀って供養するタイプと、遺骨を加工して身につけるアクセサリータイプのものがあります。
自宅に置いて供養するタイプは持ち出すことがないので失くすことはありませんが、身につけるアクセサリータイプのものは、仕事や旅行などで外出している時に気づかないうちに失くしてしまうことがあるので、注意が必要です。

手元供養の種類と費用

手元供養の種類は、自宅で遺骨を保管して供養するタイプと、遺骨を加工して身につけて供養するアクセサリータイプの2種類になります。
自宅で遺骨を保管して供養するタイプはミニ骨壺やミニ仏壇があり、他には遺骨を加工して遺骨プレートとして、自宅で供養できるものがあります。

遺骨を加工して供養するアクセサリータイプは、ペンダントやブレスレッド、リングやブローチなどがあります。
ここからは、さまざまある手元供養のタイプをそれぞれ具体的にみていきます。

ミニ骨壺

ミニ骨壺は、本来の骨壺に比べるとコンパクトな大きさになっていて、小さいものだと片手に収まる大きさで、大きなものでも両手で収まるくらいの大きさになります。

ミニ骨壺は別名コアボトルとも呼ばれていて、ただ単に小さいだけではなく、自宅のインテリアと馴染むようなデザイン性の高いものがたくさんあります。ミニ骨壺の素材は、陶器製、金属製、木製、ガラス製などがあり、金属とガラスを組み合わせたものは、一見しても骨壺とは思えないくらいデザイン性も高く、工芸品のようなものもあります。

ミニ骨壺の費用ですが、見るからに骨壺と分かるような白無地のものだと、500円から1,000円くらいが相場で、一見しても骨壺とは思えないくらいデザイン性も高いものだと、1万円から8万円くらいが相場になり、漆器を使った伝統工芸品のようなものだと、30万円くらいするものもあります。
また、ミニ骨壺を選ぶときはデザイン性や値段などに目がいってしまいがちになりますが、しっかり密閉できるものを選ぶようにしてください。
しっかり密閉できていないミニ骨壺だと、遺骨にカビが生えてしまうことがあるので、注意が必要です。

ミニ仏壇

ミニ仏壇は、近年の住宅事情を考慮しいて作られていて、洋室、和室に関係なく置けるようにデザインされた仏壇になっています。
ミニ仏壇は、これまでの堅苦しいスタイルに拘らず、多様化する生活スタイルやインテリアに馴染むようなデザインになっていて、おしゃれでありながら大切な人を身近に感じながら生活できるようになっています。

ミニ仏壇には、モダンな仏壇やインテリア仏壇、リビングに置ける仏壇、マンションにおける仏壇、老人ホームにおける仏壇など、いろいろな場所におけるように種類も多く、さまざまな場所で愛する家族を想い偲ぶことができます。

ミニ仏壇の費用ですが、おおよそ4,000円から15万円くらいが相場になります。

遺骨プレート

遺骨プレートは、メモリアルプレートやエターナルプレートとも呼ばれ、近年、注目されている手元供養になります。
遺骨プレートとは、はじめに遺骨から不純物を取り除いてパウダー状態にして、金属化合物粉末(ファインセラミックスパウダー)と合成加工してからプレート状に成型して、加圧してから電気炉でゆっくり焼成して造られます。

遺骨プレートは、遺骨を自宅に置いておくには抵抗があるという方に向いていて、遺骨そのもので作るので、究極の形見になります。
大きさは、幅7cm~8.5cm、高さ3cm~4cm、厚み1cm~1.2cmくらいの大きさで、故人の名前や出生から死亡の年月日など、漢字やローマ字などの文字を刻印するのが標準タイプで、文字の他に写真やイラストも刻印できる写真タイプもあります。

飾る場所を選ばないシンプルでコンパクトな遺骨プレートは、15万円から23万円くらいが費用の相場になります。

遺骨アクセサリー

”愛する人をいつも身近で感じていたい”という想いを叶えてくれるのが遺骨アクセサリーです。
遺骨アクセサリーは、ペンダントやリング、ブレスレッドやブローチ、お守りなど、種類も多く、人気の高い手元供養になります。
一般的なアクセサリーと同じように、素敵なデザインのものが多く、希望する文字が刻印できるなど、オリジナル性も高く、オンリーワンの遺骨アクセサリーを造ることができます。
また、使われる素材は、14金や14白金、純銀などがあり、アレルギーが起きにくい医療用のステンレスやチタンなどから造ることもできます。
ここからは、遺骨アクセサリーの種類ごとに具体的にみていきます。

遺骨ペンダント

遺骨ペンダントは、故人の遺骨や遺灰、髪の毛などを入れて身につけることができる遺骨アクセサリーになります。
遺骨ペンダントを身につけることで、いつも身近に故人が感じられるとして、男女を問わず人気の遺骨アクセサリーの1つです。
海外でも遺骨ペンダントの人気が高く、遺髪を入れたペンダントを身につけている人が多くいるようです。

身につけて素肌に触れる遺骨ペンダントは、貴金属アレルギーの方でも身につけられるように、使われる素材に対しても考慮されていて、シルバー素材やゴールド素材、プラチナ素材やチタン加工素材、ステンレス素材やガラス素材などが使われています。
遺骨ペンダントの費用は、数千円から15万円くらいがおおよその相場になりますが、ダイヤモンド加工した場合は、カラット数にもより、数十万円から数百万円くらいになり、0.5カラットだと、約100万円くらいになります。

遺骨ブレスレッド

肩がこるなどの理由で普段からペンダントなどのアクセサリーを身につけない人には、遺骨ブレスレッドがおすすめになります。
遺骨ブレスレッドは、年齢性別を問わずに身につけられて、目の届く手首でいつでも故人を身近に感じられるので、心のよりどころにもなります。

遺骨ブレスレッドには、遺骨を納める部分がステンレス製で、水晶玉と組み合わせたものや、軽くて丈夫なチタン製のものもあり、さびにくく手入れも簡単になっています。
金属アレルギーが気になる方は、ステンレスとチタンの素材を使ったものであれば、肌身離さず身につけることができます。
遺骨ブレスレットの費用は、1万円くらいから10万円くらいがおおよその相場になります。

リング

遺骨リングは、遺骨や遺髪をリングの裏側に入れるタイプと遺骨や遺髪を特殊な樹脂でリングと一体化させるタイプがあります。
より故人と一体感が感じられる遺骨リングは、完全防水仕様になっているので、さまざまな生活シーンでも気にすることなく、身体から外すことがないので、紛失すこともありません。

遺骨リングの費用は、1万円くらいから数十万円くらいがおおよその相場になり、リングに誕生石を入れたり、刻印もできるので、想いがつまったオリジナルリングを造ることができます。

遺骨ブローチ

遺骨ブローチは、リングやペンダント、ブレスレットといったアクセサリーを普段から身につけない方や金属アレルギーの方におすすめです。
遺骨や遺灰、遺髪を入れたブローチは、出かけるときに洋服やカバンにつけることができ、普段は自宅で飾っておくこともできるので、生活シーン毎に使い分けることができます。
遺骨ブローチの費用は、1万円くらいから5万円くらいがおおよその相場になります。

遺骨お守り

日本人には馴染み深いお守りの形をした手元供養品が、遺骨お守りになります。
遺骨お守りは、遺骨を袋に入れてお守り袋に入れるので、普通のお守りとして持ち歩けるので違和感がなく、心の安らぎを得ることができます。
遺骨お守りには、木や竹、アルミなどで造られたものがあり、費用も3,000円くらいから20,000円くらいまでがおおよその相場になっていて、遺骨アクセサリーの中でもかかる費用が安く、負担を抑えられる手元供養になります。

分骨するときの注意点

手元供養は、住んでいるところからお墓が遠くてなかなかお墓参りに行けない、故人の遺骨をお墓に納骨したけれど、悲しみと喪失感から立ち直れないなどの理由から、分骨をして手元供養をすることがあります。
納骨やお墓まいりの方法は、家族や地域に古くからの慣習があり、自分だけで分骨を決めて行ってしまうと、後々、思わぬトラブルになることがあるので、注意が必要です。
ここからは、分骨をするときの注意点について具体的にみていきます。

親戚と相談する

分骨をするときの注意点は、親戚と相談することです。
古くから家族や地域には納骨やお墓参りに関しての慣習が根付いていて、分骨に対して不快感を示す親族がいることがあります。

また、分骨をした遺骨をアクセサリーなどに加工することに対しても罰当たりと考える親族がいることもあります。
分骨して、さらに加工して遺骨アクセサリーにすることで、いつも身につけてもらえることは、故人にとっては喜ばしいことなのかもしれないのですが、そのことが原因で親族と仲が悪くなることは、故人も望んではいないと思います。

ですので、分骨を考えたときは、まずは親族に相談をして、了解を得るようにしてください。

まとめ

ここまで、手元供養とは、手元供養のメリットデメリット、手元供養の種類と費用について詳しくみてきました。
時代の流れ、供養方法の多様化などの理由で増えている手元供養ですが、愛する人、大切な人を想う気持ち、亡くなったことへの喪失感などにより、その苦しみから抜け出せない人にとっては、大切な供養方法になります。

故人を身近で感じながら供養できる手元供養は、一年に1、2回のお墓参りに比べると、時間や場所を選ばずに故人の冥福を祈ることができるので、きっと故人にも喜ばれるのではないでしょうか。

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