どんなお墓を建てる?お墓の種類を公開


7.どういうお墓を建てるのか

 お墓を建てるといっても、誰が入るお墓なのかによって、お墓のタイプは違ってきます。
入る人によってお墓を分類すると以下のようになります。家族状況やお墓を承継する人がいるかどうかなどをよく考えて、どのようなお墓を建てるのかを決めましょう。
 墓所は大きくは、家族の死者を葬る「家族墓」と、家族に限らず複数の人を葬る「共同墓」に分けられます。

1)家族墓

①累代墓所

 「累代(るいだい)墓所」は、親から子へ、子から孫へと代々受け継がれていく、家族の遺骨を合祀(ごうし)するお墓です。「代々墓」、「先祖墓」とも言います。自分たちが亡くなったあと、子供や親戚に、お墓を承継する人がいることが建墓の条件となります。

②両家墓

 夫と妻のそれぞれの先祖を一緒に祀(まつ)るお墓です。一人っ子同士の結婚で、承継するお墓がない場合、累代墓として2つのお墓を建てて維持することが難しい場合に、このスタイルを取るケースが多くみられます。
 墓石には両家の名前を刻むこともできますが、将来の承継者のことを考えて、「先祖代々」「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」などの名号や題目、または「和」「絆」などの好きな言葉を刻むことが多いようです。

③夫婦墓

 夫婦ふたりだけが入るお墓です。子供のない夫婦が自分たちのために建てるケースや、嫁いだ娘が実家の両親のお墓として建てるケースなどがあります。承継(しょうけい)する人がいない場合は、次の個人墓と同様に永代供養の契約が必要になります。

④個人墓

 特定の一人だけの遺骨を納めるお墓です。生涯独身の人や、夫と同じお墓に入りたくないなど1人でお墓に入りたい人などのためのお墓です。 個人墓は承継する人がいないので、お墓の管理について永代供養の契約を結んでおく必要があります。他人と一緒に埋葬される永代供養の共同墓とは違って、自分のお墓として供養してもらえます。永代供養の契約は、三十三回忌までなど、墓地によって期間が定められており、期限がくると他の人と一緒に合祀(ごうし)されます。

2)共同墓

 他人同士が共同で埋葬されているお墓を共同墓と言います。承継者がいない人などのためのお墓です。 親しい友人などと共同で建てるケースと、すでにできている永代供養の共同墓を利用するケースがあります。