横浜市営 久保山墓地(神奈川県横浜市)【見学レポート】

神奈川県横浜市にある横浜市営 久保山墓地に伺いました。
現地の様子をレポート形式でお伝えします。
横浜市営墓地全般に関しては、「横浜市営墓地・納骨堂の募集や費用を解説」をご覧ください。
目次
見学レポート
横浜市営久保山墓地は、明治7年に開園した歴史ある公営墓地です。
かなり起伏の多い敷地に区画が広がっており、高い所からは保土ヶ谷の街を一望できます。
保土ヶ谷駅から歩いて15分ほどでアクセスできますが、バス停が徒歩3分ほどのところにあるので、保土ヶ谷駅からバスを利用するのが便利です。
JR「保土ヶ谷駅」から霊園まで
保土ヶ谷駅の東口から出ます。
バスを利用する場合は、出口手前の歩道橋に入ります。
真っすぐ歩道橋を歩いていくと、右手にバス案内の看板があります。
ここで階段を下ってください。
バスは8番のりばから乗ります。
階段を下って振り返ったところが8番のりばです。
32系統「日本大通り駅県庁前・市庁前」行きに乗車します。
時刻表は以下の通りです(2018/9/6現在)。
「久保山霊堂前」で下車します。乗車している時間は約11分です。
バスの来た道を戻り真っすぐ歩いて行くと、右手に久保山墓地の管理事務所が見えます。
なお、帰りの時刻表は以下の通りです(2018/9/6現在)。
見晴らしのいい広大な墓地
久保山墓地の広大な墓所には寺院墓地や民営霊園が入り組んでいます。
写真のオレンジ色の部分が久保山墓地の範囲です。
市街地から少し上ったところにあり、保土ヶ谷の街を一望できます。
遠くにはランドマークタワーも望むことが出来ます。
かなり起伏の多い敷地で、奥の敷地にたどり着くまでには上って下って繰り返します。
区画もきちんと整理されているとはいい難く、階段や段差がかなり多いので、足腰に自信のない方にはおすすめできません。
管理事務所に近い区画はほとんど和型のお墓です。
区画は広めのものが多いです。
明治7年に開園したということもあり、かなり以前に建てられたと思われるお墓もありました。
一部だけリフォームされているお墓もあり、昔から長く使われ続けているという歴史を感じます。
奥の方の区画もやはり和型が目立ちますが、洋型のお墓やデザイン墓も少し見られます。
また、新しく建てられたと思われるお墓も奥側の方が多いようでした。
また、個人墓や両家墓もところどころにあり、お墓の形式は問わないようです。
久保山墓地は公営墓地なので、宗教は不問です。
仏教の他、神道やキリスト教徒のお墓もありました。
実際に訪問して
久保山墓地には昔ながらの公営墓地といった趣があり、年季の入ったお墓から新しいお墓まで様々に見られました。
また、市街地を一望できるという点も魅力です。地元に思い入れのある方はぜひ検討してください。
ただ段差が多いため、入口近くでない限り、お体の不自由な方が利用するのは難しそうです。
お墓や墓地全体の歴史を感じることが出来る、静かな墓地でした。