早稲田納骨堂（東京都新宿区）【見学レポート】
東京都新宿区にある早稲田納骨堂に伺いました。
現地の様子をレポート形式でお伝えします。
目次
見学レポート
早稲田納骨堂は龍善寺が管理する固定式の納骨堂です。
龍善寺は、京都の東本願寺を本山とする真宗大谷派のお寺です。
ご遺骨はお寺で管理されており、参拝フロアのブースでお参りができます。
都内などで多い搬送式のお墓とは異なりお厨子が運ばれてくることはありませんが、モニターには遺影や戒名が写しだされ、個人を偲ぶことが出来ます。
「早稲田駅」から歩いてすぐと、アクセス至便。気軽にお参りに来れます。
東西線「早稲田駅」から納骨堂まで
早稲田駅からは歩いて1～2分です。
早稲田町外苑東通り方面改札を抜け、1番出口から出ます。
出口を出たら左手に歩いて行きます。
歩いて少しすると、左手前方に早稲田納骨堂の看板が見えてきます。
看板を通り過ぎると左手に龍善寺というお寺の入口があります。
早稲田納骨堂はこちらのお寺の中にあります。
安心感のある地域のお寺の納骨堂
早稲田納骨堂はお寺の地下にあります。
お寺の入口から入って右手の階段を下ったところが納骨堂です。
参拝するときは、受付窓口に申し出て参拝ブースの準備をしてもらいます。
参拝ブースは広くてゆったりとしています。
お盆などの繁忙期はこちらのブースを3つに区切って使うそうです。
上方にあるモニターには故人のお写真や戒名が映し出され、個人を偲ぶことができます。
ブースにはお香と花立が用意されています。
お花はお寺で販売されていますので、手ぶらでお参りに来れます。
ご遺骨を収蔵するお厨子は参拝ブースの壁の向こう側に安置されています。
お厨子を目の前にお参りしたい場合は、運んできてもらうこともできます。
この場合はお志をお包みします。
ブースでお供えしたお花は、階段近くの仏様にお供えしていけます。
こちらではお墓参りの作法をすることができ、球体のオブジェにお水をかけ、お花をお供えしてお参りします。
この他、参拝フロアには机や椅子が十分に用意されており、待合や休憩でゆっくりできそうです。
なお、跡継ぎがの方が不在になったご遺骨は、永代供養墓に合葬されます。
お寺が永代に渡り、ねんごろに供養してくれます。
早稲田納骨堂を管理する龍善寺では葬儀や法要も受け付けています。
葬儀は一階の本堂で営みます。
法要は二階の本堂で営まれます。
檀家の方は、仏式の厳かな本堂を利用することができます。
檀家でなく、宗教・宗派が違う方は向かいの本堂を利用します。
こちらはクリアでスタイリッシュなデザインで造られており、どなたでもおおむね抵抗なく利用できそうです。
法要や葬儀後の会食には、和室が用意されています。
掘りごたつになっているので、足を折らずに会食できます。
実際に訪問して
お寺を訪ねると、スタッフの方やご住職が丁寧にご対応してくれました。
納骨堂の雰囲気も気が張り過ぎず、いつでも気軽に来れそうです。
早稲田駅から徒歩2分とアクセスも良好。
また、こちらの納骨堂は永代供養付きのお墓、跡継ぎがいなくなった後もお寺が供養してくれるので安心です。
お墓の将来に不安があるという方は、お寺が管理する安心の納骨堂をご検討されてはいかがでしょうか。