満照山 眞敬寺墓所(東京都台東区)【見学レポート】

東京都台東区にある満照山 眞敬寺墓所に伺いました。
墓地の様子をレポート形式でお伝えします。
目次
見学レポート
眞敬寺(しんきょうじ)は、約550年の歴史を持つ浄土真宗の古刹です。
寛正2年(1461年)、本願寺8世である蓮如上人に帰依し弟子となった赤松満照(釋浄欣)が愛知県三河の地に念仏道場を創建したことに始まると言われます。
その孫、順宗が慶長13年(1608年)東京浅草寺町に念仏道場を移転しました。
三河の地にあった時から550年、念仏成仏の道を現在に至るまで伝えています。
現在眞敬寺は、屋外の墓地である「眞敬寺墓所」と、屋内の自動搬送式納骨堂「蔵前陵苑」を管理しており、本堂は蔵前陵苑にあります。
今回ご紹介する眞敬寺墓所は蔵前陵苑から歩いてすぐのところにあります。
「蔵前駅」、「新御徒町駅」、「田原町駅」から徒歩数分と、とてもアクセスしやすいお墓です。
都営大江戸線/都営浅草線「蔵前駅」から墓所まで
「蔵前駅」からは約5分で到着します。
都営浅草線をご利用の場合は都営大江戸線方面改札を抜け、A4出口から出ます。
出口を出たら左手に進みます。
すぐ左手に道がありますので、また左折してこの道を直進します。
「蔵前小学校」交差点で右折します。
「寿三丁目」交差点をまっすぐ渡り、左折します。
真っすぐ歩いていて行き交差点を一つ越えると、右手に細い道があるT字路があります。
ここを右折していくと、右手に「眞敬寺墓所」の入口があります。
大江戸線をご利用の方は、A5出口から出ます。
出口を出たら右手側にまっすぐ歩いていくと、「寿三丁目」交差点があります。
真っすぐ渡って直進していくと、右手に細い道があるT字路があります。
ここを右折していくと、右手に「眞敬寺墓所」の入口があります。
浄土真宗の古刹が見守る整然とした墓所
墓所は、平坦な敷地に整然と区画が整理されています。
参道やお墓の周りの手入れが行き届いており、清潔な印象です。
おおむねコンパクトな区画で揃えられており、すべて和型墓石です。
お墓は比較的新しそうなものから年季が入ったものまであり、墓地全体の歴史を感じます。
いずれもきれいに手入れされていました。
この他、水場や桶・ひしゃくなどが用意されているので、お参りの際自由にご利用できます。
眞敬寺墓所には一般墓の他、永代供養墓もあります。
跡継ぎがいない方のためのお墓で、承継者が不在になった後も眞敬寺が永代に渡り供養してくれます。
永代供養堂には歴代住職が納骨されています。
堂内には阿弥陀如来が安置され、お墓を見守られています。
左右にそれぞれ棚のような区画があり、こちらに骨壺を納めていきます。
納骨された方は、永代供養墓の墓誌にお名前が彫刻されていきます。
なお現在の眞敬寺は、墓所から歩いてすぐの所にある「蔵前陵苑」と一体化しています。
2017年、東日本大震災にて半壊した本堂を、創建550年記念事業として再建しました。
蔵前陵苑も眞敬寺が管理するお墓ですが、外のお墓とは異なる屋内の納骨堂です。
自動搬送式と呼ばれる納骨堂で、参拝フロアに設置される墓参室に遺骨が収蔵されたお厨子を呼び出し、お参りできます。
詳しくは、「満照山 眞敬寺 蔵前陵苑【見学レポート】」をご覧ください。
実際に訪問して
コンパクトなお墓が整然と並んでいる、都心らしいお墓です。
参道やお墓周辺など、墓所内はきれいに手入れされ、清潔な印象。
550年の歴史を持つ古刹が見守る安心感があります。
敷地も平坦で歩きやすく、ストレスなくお参りできるでしょう。
また、「蔵前駅」、「新御徒町駅」、「田原町駅」から徒歩数分と、交通至便な立地も非常に魅力です。
お寺が見守る安心のお墓と都心で探されている方は、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。