伝燈院 赤坂浄苑(東京都港区)【見学レポート】

東京都港区の伝燈院 赤坂浄苑に伺いました。
現地の様子をレポート形式でお伝えします。
目次
見学レポート
伝燈院 赤坂浄苑は、赤坂の都心にある自動搬送式の納骨堂です。
専用のカードでご遺骨を参拝ブースに呼び出し、お参りができます。
平日は20時とかなり遅くまで開苑しており、お仕事帰りの方も立ち寄るそうです。
アクセスが抜群で、「赤坂見附駅」から徒歩約2分、「赤坂駅」から徒歩約5分です。
東京メトロ銀座線「赤坂見附駅」から納骨堂まで
「赤坂見附駅」からは歩いて2分程度でアクセスできます。
赤坂見附方面改札を通り、10番出口から出ます。
10番出口に着いたら、赤坂方面に出ます。
出口を出たら左折します。
次の交差点で右折します。
真っすぐ歩いていくと、赤坂浄苑の看板が見えます。
この看板を左折してください。
道なりに歩くと、赤坂浄苑の入口に着きます。
東京メトロ千代田線「赤坂駅」から納骨堂まで
「赤坂駅」からは歩いて5分程度でアクセスできます。
出口は1番出口から出ます。
地上に出たら、左手に赤坂Bizタワー見ながら真っすぐ進みます。
次の三叉路で左手の道に入ります。
赤坂浄苑の看板があるので、ここを左折。
道なりに歩いていくと、赤坂浄苑の入口があります。
きらびやかで厳かな都心のお墓
赤坂浄苑納骨堂ロビーはホテルのエントランスのような雰囲気があります。
シックな木目の受付や机を、暖色のライトが柔らかく照らしています。
こちらのお寺にはフラワーアレンジメントの先生がついているのだそうで、植栽もきれいです。
飲み物も用意されており、待合や休憩にゆったりとご利用できます。
赤坂浄苑の参拝フロアは2階と3階にあります。
2階には参拝室「松風」があります。
エレベーターを降りると、金色のオブジェがありました。
仏教では尊い色とされる金色のオブジェにライトを反射させることで、結界を作っているのだそうです。
フロアも暖色のライトや金色が差し色となっており、厳かで華やかな雰囲気です。
ブース右手のリーダーにカードをかざすと、家名や言葉を刻んだお厨子が運ばれてきます。
ご遺骨はこのお厨子に収蔵されています。
2階フロアのお墓にはスターギャラクシーというインド産の墓石が使われています。
写真では分かりづらいのですが、墓石自体もきらきらしています。
お香、生花、お水が常にお供えされているので、手ぶらお参りに来れます。
3階には参拝室「羽衣」があります。
雰囲気はおおむね2階と同じですが、お墓の墓石と形が異なります。
墓石はどっしりとした黒御影石、お墓の形も四角く、重厚感があります。
また、一番奥のブースでは納骨の法要ができます。
障子で仕切ることができるので、落ち着いてご納骨できます。
なお、赤坂浄苑は個別の安置期間に制限を設けていませんが、跡継ぎがいなくなってしまった場合はお寺が永代に渡り供養してくれます。
ご遺骨は、建物入口横の合祀墓に移されます。
赤坂浄苑ではお墓の他、お葬式や法要も行うことができます。
3階には副本堂があり、小規模の法要が営まれます。
人数が多い法要や葬儀は5階の本堂で営まれます。
法要や葬儀の後の会食には4階の客殿がご利用できます。
パーテーションを用いて小~中規模の人数に対応しています。
実際に訪問して
赤坂浄苑は一見してホテルのような雰囲気のマンション型納骨堂ですが、煌びやかで厳かなデザインはお寺の本堂を彷彿とさせます。
都心にありながらも苑内は静かで、ゆったりと気持ちよくお参りができそうです。
また、生前からのお申し込みも受け付けており、50年分管理費を前納すると最初の納骨までの管理費は免除になるそうです。
代々引き継いでいくこともできますが、跡継ぎが絶えた場合もお寺で供養してくれるので安心です。
都心に静かなお墓を持ちたい方や、跡継ぎが不安な方にはお勧めの納骨堂です。