公園墓地 瑠璃光苑【インタビュー】

公園墓地 瑠璃光苑【インタビュー】

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瑠璃光苑は、大田区の典型的な下町を抜けたところにあります。
近くには雑色の商店街や小学校もあり、ふらっと足を伸ばせるような立地です。
京急沿線なら「雑色駅」から徒歩7分、「蒲田駅」からもバスでアクセスできます。

ガーデンタイプの区画があり、明るい印象。
自由で親しみやすい雰囲気の霊苑です。

目次

インタビュー

今回、当霊苑を管理する株式会社すいれん代表取締役 後藤様にお話をお聞きしました。

――どういった方がご利用されていますか。

後藤様:地域にお住まいの方がほとんどです。川崎市や大田区。中でも蒲田、雑色、六郷にお住まいの方が多いです。徒歩や自転車で来れる範囲の方が、こまめにお参りに来ています。それか、今は近くに住んでいないけれど、ご実家や子どもが大田区に住んでいるという方。大抵はこの地域に縁がある方です。あとは、遠くからお墓を引っ越してくる方も結構いますね。うちはペットもOKなので、ペットと一緒に入りたいという方もいます。

――駅からのアクセスもいいですよね。

後藤様:はい。駅からの京急沿線であれば一本で来れますので、横浜の方でお墓を作った方もいます。(当霊苑は)バリアフリーが便利なのでということでした。

――実際にお墓を建てた方の感想はどのようなものでしょうか。

後藤様:喜んでくださる方が多いです。お墓を建てるのはおめでたいことですから。たまに、お赤飯を炊いておすそ分けしていただくこともあるんですよ。お骨をお家に置いてあって落ち着かない方や、ご自分のお墓が決まっていなくて不安な方は、やっぱりお墓が決まるとホッとされます。お墓を建てるっていうのは、一つの区切りになるんですね。

――当霊苑の特徴を教えてください。

地域にゆかりのある人が使いやすく、お参りもしやすい霊苑を目指しています。価格は手が届きやすい小さい区画からご用意しています。基本的には宗教も不問で、檀家条件もありません。ペットと一緒にお墓に入ることもできます。ご夫婦だけで入れるガーデンタイプのお墓もあり、色々な意向に沿えるようにしています。「誰でもお墓を持ちやすい霊苑」という考えは、(経営主体となっている)薬王寺のご住職とも一致し、瑠璃光苑の設立に至りました。

――地域に密着した霊園ということですね。

後藤様:その通りです。思い立った時や、散歩がてらにお参りができるようなイメージです。若い時にお墓を買うと、少し遠くても景色や雰囲気の良さでお墓を決めます。でも、年を取ったら自分の足で行けなくなってしまう。今は(核家族化などで)子どももあまりお墓に連れて行ってくれない。なので、これからは地域の人が近くて使いやすいお墓が増えていったら良いと考えています。

――なぜ大田区に霊園を作ろうと考えたのですか。

後藤様:私が大田区出身ということもありますが、大田区はお墓が足りない地域なんです。もっと言えば、地域の人が求めるお墓が足りていません。大田区の死亡率は他の23区の平均に比べて高い。老人が多いということです。大田区や川崎は工業地帯ですから、一昔前に働くために地方から出てきた人がたくさんいます。その世代が今60代になり、お墓のことを考えるようになった。そういった人たちは田舎にお墓があるけど、もう遠くてお参りに行けない。近くに引っ越したいけれども、この辺にはほとんど寺院墓地しかない。お寺の墓地では檀家条件あるところがほとんどですが、今は檀家を嫌がる人が多い。そこで、大田区にもお墓を持ちやすく、お参りもしやすい霊苑を作りました。

――ありがとうございました。

所感

現代の核家族化や檀家離れの風潮を見据え、地域の需要に応えようと作られた当霊苑。
インタビューからは、当霊苑が多くの人の期待に添いたいという目標が明確に感じられました。
実際に苑内を見たところ、動物や花、音符などの自由な彫刻がされた墓石が多く、お墓を持つ人の個性が色濃く反映されています。
お彼岸の時期だったこともあり、半分以上のお墓にはお花が供えられていました。
お参りしやすい霊苑だという証拠だと思います。
誰もが使いやすく、好きなお墓を持てる。そのお墓に思い立ったら行ける。
昔ながらの下町に馴染む、様々な人に開かれた霊苑だと感じました。

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