都立 多磨霊園(東京都府中市)【見学レポート】

東京都府中市にある都立 多磨霊園に伺いました。
現地の様子をレポート形式でお伝えします。
※一般的な霊園については、『霊園とは?』で解説しています。
目次
見学レポート
都立 多磨霊園は、都立霊園最大面積を誇る、日本初の公園墓地です。
一般墓地の他、芝生墓地、壁墓地、納骨堂、合葬施設など色々なお墓があります。
公共機関のアクセスでは、西部多摩川線より徒歩5分と交通至便。
遠方からお越しの方は、「調布IC」、「稲城IC」より車で15分です。
西部多摩川線「多磨駅」から霊園まで
「多磨駅」の出口は1つです。
駅を出たら、右手に進みます。
三叉路に突き当たるので、左折します。
道なりに歩いていくと、郵便局のある交差点にあたるので、真ん中の細い道を道なりに歩いて行きます。
右手に霊園の入口が見えてきます。
京王線「多磨霊園駅」から霊園まで
京王線をご利用の方は、「多磨霊園駅」のご利用が便利です。
改札を通り、北口から出ます。
出口のエスカレーターを下ると、前方に線路があるので、それに沿って歩きます。
すぐにバス停があります。
武蔵小金井駅北口行き、または多磨町行きに乗車し、「多磨霊園表門」で下車します。
時刻表は以下の通りです。
下車したら、バスの進行方向側にまっすぐ歩いていきます。
前方に、多磨霊園の入口が見えてきます。
帰りの時刻表は以下の通りです。
自然と一体化している広大な霊園
多磨霊園はとにかく敷地が広大です。
園内を太い道路が通っているので、お車でお墓の近くまで行くことができます。
敷地の中央には「バス通り」と呼ばれる道路が通っており、停留所がいくつかあります。
武蔵野の自然がそのままに残されていたり、植え込みが随所に設けられているので、非常に緑が豊富です。
訪問した時期はツツジがきれいに咲いていました。
入口近くにしっかりとした管理棟があります。
周りにはたくさんの植え込みがあり、丁寧に刈り込まれていました。
ひとつひとつの区画はかなり広めの印象で、植栽がきれいに手入れされているものが散見されます。小さな日本庭園のようにデザインされているものも数多くありました。
多磨霊園は大正12年開園。
墓石は、新しい霊園では見られないような形の物から、現代らしいデザインのものまで様々です。個人の趣向に合わせて好きなお墓を建てられそうです。
公営霊園なので、宗教は不問です。
十字型の墓石や鳥居が立っている区画もありました。
一般区画の他、芝生墓地もありました。
こちらでは小さめのお墓を持つことができそうです。
途中、広場のような休憩スペースがありました。
木々や芝生の緑に目を癒されながら、のんびりと休憩することができます。
このほか水場や下げ花置き場などの設備も整っています。
実際に訪問して
武蔵野本来の自然に加え、園内に整備された芝生や植栽、さらには個人の区画内にも多彩な植え込みがあり、墓地全体が自然と一体化しているような印象です。
ですが、主な通路はコンクリート舗装、区画内の芝もある程度整っており、使いづらさはありません。
また、所構わず木々が立ち並んでいるわけではなく、空も広くて開放的です。
緑に包まれて眠ることができる、安らぎの聖地といった趣がありました。