東京御廟本館(東京都荒川区)【見学レポート】

東京都荒川区にある東京御廟本館に伺いました。
現地の様子をレポート形式でお伝えします。
目次
見学レポート
東京御廟本館は、500年の歴史を誇る無量寿山光明寺が管理する納骨堂です。
自動搬送式と呼ばれるタイプで、墓参ブースにご遺骨が収蔵されたお厨子を呼び出してお参りできます。
1フロアに個人用と家族用のお墓があり、需要に応じてプランを選ぶことができます。
個人用の区画が用意されているのは、マンションタイプのお墓としてはかなり稀です。
屋内のお墓なので、天候を問わずいつでも快適にお参りできます。
「町屋駅」から徒歩3分と、立地も大変便利です。
京成電鉄/東京メトロ千代田線「町屋駅」から納骨堂まで
町屋駅から東京御廟本館は徒歩3分程度です。
千代田線をご利用の場合は町屋方面改札を抜けて、2番出口から出ます。
すぐに京成線の駅が見えます。
京成線の駅を突っ切り、左折します。
また、京成線をご利用の方は改札を出たら右手側にこちらの出口があります。
踏切りを渡り、線路を左手に見ながら道なりに進んでいきます。
途中、右手に東京御廟がありますが、こちらは完売しております。
こちらも通り過ぎて、道なりに歩いていきます。
右手に、東京御廟本館が見えてきます。
あたたかみを感じるゆったりとした空間
東京御廟本館に入ってすぐのロビーは落ち着きのあるホテルのような趣です。
机や椅子が用意されており、待合や休憩もご利用できます。
参拝室は2階にあります。
柔らかなライトと曲線のデザインがゆったりとした空間を演出しています。
都内の納骨堂としてはスペースにかなりゆとりがあり、窮屈な感じがしません。
入口から向かって右側がファミリータイプの「はくたい」、左側がパーソナルタイプの「ともしび」です。
「はくたい」は、ご家族でご利用できるお墓です。
ブース内の読取部にカードをかざすとお厨子が運ばれてきます。
お厨子には家名や言葉などが刻まれており、お墓の正面中央に運ばれます。
モニターにはお写真やお名前が表示され、故人を偲ぶことができます。
お香やお花は常にお供えされているため、手ぶらでお参りに来ることができます。
「ともしび」はおひとり様用のお墓です。
カードを読取部にかざすと、ガラス越しにご遺骨が収蔵されたお厨子が運ばれてきます。
水が張られたお皿がありますので、入口に用意されたお花をお供えすることもできます。
こちらのフロアの奥には観音様がいらっしゃいます。
お花はこちらにお供えして行くことができます。
東京御廟本館では、お墓の他お葬式や、法事も受け付けています。
1階の「久恩殿」ではお葬式や法要で利用できます。
4階の「大乗殿」では法要の他、その後の会食などにも利用されます。
また、5階には本堂があり、合同法要などが行われます。
定期的に「プロジェクションマッピング法要」が開催されるなど、イベントにも積極的です。
法要の後は、隣の書院で会食ができます。
実際に訪問して
東京御廟本館の雰囲気はホテルのような優美で暖かさがあり、心をゆったりとさせてくれます。
また、プロジェクションマッピング法要などのイベントも催され、多くの人に開かれている印象です。
新しい取り組みを続ける一方、管理する光明寺は500年以上の長い歴史もあります。
もし跡継ぎがいなくなってしまっても、お寺が永代に渡り供養してくれます。
どなたでも安心して利用でき、都内にありながらゆったりとした十分なスペースでお参りができます。
駅から徒歩3分とアクセスも大変便利。
気軽で安心してお参りができるお墓をお探しの方は、ぜひご検討ください。