遺骨がいらない場合はどう処分する?ゴミに出すのはNG!

遺骨がいらない場合はどう処分する?ゴミに出すのはNG!

遺骨は故人に愛情や思い入れを持っている時には非常に大切なものですが、しかし現実的にそういう感情がない時には処理に困るものであることも本音でしょう。
今回の記事では、遺骨をどのように処分したら良いのかについて解説します。

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遺骨がいらないケース

「遺骨を処分したいなんて」と信じられない人もいるかもしれませんが、意外に以下のようなケースに直面した場合は遺骨の処分を考えることも多いのです。

墓じまい・改葬の時

墓じまいとは、今あるお墓を撤去することです。
お墓を撤去するので、そこに納骨されていた遺骨もどうにかする必要があります。

お墓を引っ越す場合も、引っ越し先のお墓の収骨数に限りがある場合は、自分が知らないほど古い遺骨は、他で安く供養したいと考える方もいます。

納骨するお墓も安置する場所もない

金銭や跡継ぎの問題、あるいは個人の趣向によって、お墓を持たない場合があります。
納骨せずに手元に安置することもできますが、住宅事情によってはそれも難しいことがあります。

故人に思い入れがない

突然警察から電話がかかってきて、遠縁の親戚が亡くなったので引き取り手になってほしいと言われることがあります。
会ったこともない親戚であれば、自宅に置いておくのも、自分のお墓に入れるのも抵抗があるかもしれません。

また、故人とは付き合いがあっても、様々な事情で遺骨の面倒を見るほどの思い入れがないこともあります。

分骨して手元供養にした残りを処分したい

遺骨の一部を加工したり粉骨したりして、手元で供養するケースも増えています。
手元供養では全ての遺骨を加工できることは少なく、加工されなかった分の遺骨が残ります。
お墓を持つ予定がなければ、残った遺骨をどうするかも考えなければなりません。

遺骨をゴミとして処分すると違法になる

遺骨を捨てると、刑法190条に違反します。
刑法190条では以下のように定められています。

死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、3年以下の懲役に処する。

2018年には、「改葬」の仕事を受け合っていた業者が、マンションのゴミ集積所に遺骨や骨壺を遺棄したとして、逮捕されました。
参考:ゴミ集積所に遺骨捨てた疑い 「改葬」請負人の男を逮捕:朝日新聞デジタル

遺骨を公共の場に放置したり捨てたりしても違法

遺骨を公共の場に放置しておくことも、刑法190条に違反します。
2022年には、兵庫駅構内のコインロッカーに父親の遺骨を遺棄したとみられる人が逮捕されました。
参考:父親の遺骨を駅コインロッカーに捨てた疑い 住所不定の51歳息子逮捕 兵庫(ABCニュース) – Yahoo!ニュース

いらない遺骨を安い値段で処分する方法

お金をできるだけかけないで遺骨を供養するには、以下のような方法が考えられます。

お金をかけないで遺骨を供養する方法

  • 散骨する
  • 合祀のお墓に入れる
  • 送骨サービスを利用する

散骨する

レイセキ:海散華
散骨とは、粉状に砕いた遺骨を、海や山などの自然環境に撒く葬法です。
遺骨の粉砕から散骨までの全てを業者に委託すれば、3万円/1人程度から業者を探すことができます。
物理的には全てを自分で行うこともできますが、遺骨の粉砕作業や散骨場所の選定などは素人では困難なので、業者の利用をお勧めします。
散骨について詳しく >>

合葬墓(合祀墓)に入れる

合葬墓とは、1つの納骨室に不特定多数の遺骨を納めるお墓です。定期的な供養をしてくれる墓地では、「合祀墓」などとも言います。
合葬墓は、安い所で3万円/1人程度から探すことができます。
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送骨サービスを利用する

送骨のイラスト
送骨サービスとは、寺院などが行う、郵送で送られてきた遺骨を現地の合祀墓に祀るものです。
安い所で、3万円/1人程度で受け付けてくれます。
送骨について詳しく >>

遺骨を残したくないときは火葬場で引き取ってくれる?

そもそも遺骨が要らないなら、火葬場でそのまま引き取ってもらうことはできないのでしょうか。

引き取ってくれるかは自治体による

遺骨の引き取りについては、各自治体の条例などによります。
遺骨の一部しか骨壺に納めない「部分収骨」が主流の関西では、全て火葬場で引き取ってくれる場合もあるようです。
逆に、遺骨のすべてを骨壺に納める関東では、火葬場で引き取ってくれない場合が多いでしょう。

ペットの遺骨は人と扱いが違う?

ペットの遺骨は、人間の遺骨と扱いが区別されます。
人間の遺骨は、「墓地、埋葬等に関する法律」で、墓地として都道府県知事に許可を受けた区域でなければ埋葬できませんが、ペットの遺骨であれば、庭などの自分の私有地に埋葬しても違法にはなりません。
また、多くの自治体では、亡くなったペットの引き取りも行っています。

遺骨アクセサリーの処分は自治体に相談

近年では、遺骨を加工したペンダントなどのアクセサリーや、宝石などの手元供養品が販売されています。

遺骨を加工した手元供養品が遺骨にあたるかのどうかの判断ですが、厚生労働省は、「平成28年度厚労科研費研究に伴う『墓地の経営・管理に関するFAQ』」内で、以下のように回答しています。

遺骨を利用したダイヤモンド」については、「原則的として、厚労省は「やはり『焼骨である』」という見解を示しております(平成24年7月24日健衛発0724第1号)。
参考:「平成28年度厚労科研費研究に伴う『墓地の経営・管理に関するFAQ』」Q5[遺骨を利用したダイヤモンドについて]に関する質問

したがって、遺骨加工品については、基本的には処分も遺骨と同様に扱うべきだと考えられます。
ただし、遺骨の加工品については法整備が進んでいないため、その対応もあいまいな所があります。処分に迷ったら、一度お住まいの役所などに相談してみましょう。

まとめ

古い遺骨や、思い入れのない遺骨、いらない遺骨は処分に困る場合があることも現実です。
そのよう遺骨を託された場合には、以上の情報を参考に適切な方法で処分しましょう。

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