お墓の情報発信マガジン

お墓に関する知識・ニュースなどを発信

お墓を建てる期間はれくどらい?建墓までの流れも解説

お墓を建てる期間のイメージ1

一生のうちにお墓を建てるという機会はそうそうありません。
そのため、いざお墓を建てるとなった場合には、工事にどのくらいの期間が必要なのか、また、どんな流れでお墓を建てるのか、費用はいくらかかるのかなど、わからないことが多くあります。
今回の記事では、お墓ができるまでの工程から工事に必要な期間・費用などについてご紹介します。

1.お墓を建てる期間は1~3カ月

一般的に、お墓ができるまでに必要な期間は約1~3カ月と言われています。
また、約1~3か月という期間は工事期間になりますので、お墓のイメージや、墓地やお寺探し、石材店との話し合いなどの期間を考えると、さらに時間がかかってしまいます。
ご家族が亡くなり、まだお墓がないという場合には、四十九日までにお墓を建てて納骨したいと思う方も多いとお思いますが、四十九日までに絶対にお墓を作り納骨しなくてはいけないということはありません。
急いでお墓を建てて失敗しないよう、余裕をもってお墓を建てるようにしましょう。

2.いつまでにお墓を建てたらいいの?

お墓を建てるタイミングは、四十九日までに建てる人、初盆までに建てる人など様々です。
それでは、お墓を建てる期限というのはあるのでしょうか。

2-1.法律では納骨までの期間は決められていない

いつまでに納骨しなけれいけないという期間は決められてはいません。
葬儀を行い、火葬した後にご遺骨を骨壺に入れ一旦自宅へ持ち帰り、後日納骨するのが一般的となっています。
すでにお墓がある場合は、葬儀が終わった後に納骨したり、四十九日などの法事に合わせて納骨したりします。
これからお墓を建てるという場合は、開眼供養の際に納骨することが多いです。
家族や親族と話し合い、できるだけたくさんの人が集まれる日に納骨するのが良いでしょう。

2-2.一般的に一周忌法要に合わせてお墓を建てる

先ほど、納骨までの期間に決まりはないとお話しましたが、同じようにお墓を建てる時期にも決まりはありません。
一周忌供養に合わせてお墓を建てる方が多いですが、お墓はご家族の好きな時期に建てても良いのです。
一周忌供養までには時間もありますから、気持ちも落ち着いているでしょう。
焦ることなくゆっくり自分たちのイメージに合ったお墓を建てましょう。

3.お墓を建てる流れ

初めてお墓を建てる時は、最初に何をしたら良いのか、どうやってお墓を建てたら良いのかなど、分からないことばかりです。
お墓を建てる流れをひと通り知っておけば、いざという時に慌てずに済みます。

3-1.お墓を建てる墓地や霊園を探す

墓地や霊園を決めることはお墓を建てるにあたってとても重要なポイントです。

3-1-1.墓地や霊園の種類は大きく3つ

墓地や霊園は、つぎの3つに大きくわけることができます

・地方自治体が管理・運営をする公営墓地
・寺院が管理・運営をする寺院墓地
・財団法人や社団法人など民間会社が管理・運営する民営霊園

3-1-2.墓地・霊園を選ぶ際には、立地条件も重要

墓地・霊園を選ぶ際には、立地条件も重要なポイントです。

家から近いという理由で墓地を選ぶ人が多いですが、建てた後に色々と困ったことがあったと後悔する人もいます。
また、車で行けるという理由で決めた墓地や霊園の場合には、込み合う時期の駐車場の混雑や道路の渋滞といった問題も考えられます。

お墓の場所だけではなく、墓地や霊園内のお手洗いや売店、水汲み場などがあるのか、また、きちんと管理されているのかといった様々な観点から選ぶことも重要です。

3-2.お墓のイメージを決めましょう

墓地や霊園が決まったら、次はどのようなお墓にしたいのか、お墓のイメージを決めていきます。

お墓のイメージを決めると簡単にいっても、墓石のデザインは沢山あるのでついつい迷ってしまいます。
最近は、故人の趣味や仕事などを墓石のデザインにするオーダーメイドや、洋風のお墓も人気を集めています。
しかし、変わったデザインの墓石や大きな墓石は、当然に金額も高くなってしまいます。
自分ひとりで決めるのではなく、親族などとも相談しみんなが納得のいくお墓のイメージを固めていきましょう。
また、墓石に彫る文字も大切です。
墓石に彫る文字は、お墓の顔ともいえる大切なものですので、どのような書体が使えるのかもきちんと確認しましょう。

3-3.石材店に見積もりを取る

デザインが決まったら、墓石を建てる石材店から見積もりを取ります。
墓地や霊園によっては石材店が指定されている場合があるので気をつけてください。

もし、指定された石材店がない場合は、石材店によって金額が違うため、複数の石材店から見積もりを取ることをおすすめします。
また、最初から特定の石材店に決めるのではなく、決める際には、お墓を建てたことのある知人に聞いたり、ネット情報をなども参考にすると良いでしょう。
石材店とは、これから長いお付き合いになりますから、信頼できる石材店に依頼して後々後悔のないようにしましょう。

3-4.石材店と契約する

石材店から見積もりを取り、内容に問題がなければその石材店と契約します。

3-4.お墓を建てる

いよいよお墓を建てることになります。
いきなり墓石を置けるわけではなく、その前に基礎工事や外柵工事などを行います。

3-5.納骨式・開眼供養を行う

お墓が建ったら、納骨式と開眼供養を行います。
納骨式の際には、まだ魂の入っていないお墓に魂を入れてもらう開眼供養も同時に行います。
開眼供養の時期については特に決まりはないので、お墓が完成した時点で開眼供養だけを先に行うこともできます。

4.お墓ができるまでの工程

お墓を建てる流れについては先ほどご紹介しましたが、ここでは、お墓を立てる際の工程についてご紹介します。

4-1.地鎮祭をする

お墓を建てる際も、地域によっては家を建てる際と同様に工事の無事を祈って土地の神をまつる地鎮祭を行います。

この地鎮祭は、ご家族・施工会社・工事関係者・神職により執り行われ、最近では近所の神社へお願いすることが多くなってきました。
地鎮祭を行う日にちについては特に決まりはありませんが、大安や先勝、友引などの吉日に行うのが良いでしょう。
しかし、必ずしも地鎮祭を行う必要はありません。
地鎮祭は、工事が安全に進みお墓が無事完成するようにとみんなの心をひとつにする儀式です。
できれば無事にお墓が完成するよう地鎮祭を行いみんなで無事の完成を祈りたいものです。

4-2.お墓の基礎工事をする

お墓を建てる前には基礎工事が必要です。
雑草の撤去や墓石を建てる土台作りなどを基礎工事はしっかり行うことが必要です。
土台には一般的にコンクリートを使用することが多いため、基礎工事には約一カ月程かかります。

4-3.外柵を設置する

お墓の基礎工事を終えたら、外柵を設置します。

外柵とは、お墓の周囲を囲み隣の墓地との境界をわかりやすくするための石のことをいいます。
必ず外柵を設置しなければいけないということはありませんが、長い期間お墓を守るためには重要なものです。

4-4.竿石に彫刻をする

外柵が設置された後は文字を竿石に彫刻します。
竿石とはお墓の一番上に設置される縦長の石のことで、主に家の名前などを彫り込みます。
ちなみに、洋風で横長のお墓でも一番上の石のことを竿石と呼びます。

4-5.竿石を設置する

竿石への彫刻が完了したら、いよいよ竿石を建てます。
竿石の下に蓮華台などを設置し、その上に竿石を建てていきます。
墓誌や花立て、香炉などがある場合はそれらも設置します。
最後にコーティングをしてお墓の完成となります。

5.お墓を建てる費用

ここでは、お墓の費用の相場をご紹介しましょう。

5-1.お墓を建てる費用は100万円から200万円

お墓を建てる費用は、一般的に100万円から200万円が相場です。
お墓を建てる費用には、大きく永代使用料、墓石代、管理費に分かれます。

5-2.永代使用料

永代使用料とは、墓地・霊園の土地を借りるためにかかる費用のことを言います。
永代使用料を最初に支払ってしまえば、その後墓地・霊園に支払う必要のある費用は一般的に管理費のみになります。
この永代使用料と管理費を納めれば、先祖代々お墓を引き継ぐことができます。
永代使用料は、約25万円~30万円が相場になっています。
ただし、墓地や霊園によって違いますので詳しくは墓地や霊園に確認してください。

5-3.墓石代

墓石代とは、お墓を建てる際に墓石にかかる費用のことです。
墓石代にかかる費用は、デザインや地域によってなどによっても異なりますが、100万円以上するものと考えてください。
墓石代の内訳としては、墓石の値段、墓石の設置費用、文字の彫刻費用の3つになります。

5-4.管理費

管理費とは、墓地・霊園に墓所を管理してもらうために定期的に支払う費用のことです。
毎年納め続ける場合もあれば、数年分・数十年分まとめて納める場合があります。
管理費の相場は、2千円~1万5千円ほどです。

6.墓を建てるときはお祝いする?

親族や知人が新しくお墓を建てたときに、お祝い金を包んだら良いのか迷いますよね。
お墓といえば、故人の死を悼む場というイメージですから、お祝い事とは異なることに感じると思います。
しかし、お墓を建てることを祝い事とするかどうかは、そのときの状況によって異なるのです。
不幸があってお墓を建てたという場合とは異なり、生前にお墓を建てることは、昔から長寿を招く吉事と言われています。

6-1.開眼法要にはお祝い金を持参

開眼供養は慶事なので、祝儀袋(紅白の水引が使用されている祝儀袋)にお祝いを包みます。
表書きは、「開眼供養御祝」や「開眼御祝」、「祝建墓」などが一般的です。

6-2.お葬式後にお墓を建てたときには

故人が亡くなった後にお墓を建てた場合は、意味合いが違ってきます。
急な不幸のため新しくお墓を建てざるを得なかった場合は吉事とは見なされないからです。
この場合は、表書きを「御仏前」とした不祝儀袋に包んで渡すことになります。

7.まとめ

以上、お墓ができるまでの流れや工程、そしてお墓を建てる費用などについてご紹介してきました。
この記事が、これからお墓を建てるという方の参考になれば幸いです。