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墓じまいでよくある相談とトラブルを徹底解説!費用と流れは?

墓じまいの相談のイメージ1

当サイトでは、墓じまいにお悩みの方からご相談いただくこともあります。
今回の記事では、今までにお問い合わせのあった墓じまいのご相談や、実際にお客様が体験したトラブルについて紹介します。

目次

墓じまいとは

墓じまいの相談のイメージ2

墓じまいとは、お墓を解体・撤去し、墓地を更地にして管理者に変換することを言います。
必然的に中に入れていた遺骨も他の場所に移すことになるため、「改葬」という言い方をすることもあります。

墓じまいを考える理由には、以下のようなものが言われます。

  • 跡継ぎがいない
  • 子供が遠方に住んでいるので将来的にお参りが大変になる
  • お墓が遠いのでお墓を近くに引っ越したい

墓じまいの手続きと流れ

墓じまいの手続きはと流れは、以下のようになります。

  1. 家族や親戚に相談する
  2. 墓地の管理者(お寺など)に相談する
  3. 遺骨の引っ越し先を決める
  4. 墓石解体をする業者を見つける
  5. 役所で改葬の手続きをする
  6. 魂抜きの法要をする
  7. 墓石の解体工事をする

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
参考:墓じまいとは何?費用・料金とお墓を処分する手続き・方法・流れ

墓じまいの費用

墓じまいの費用には、以下のようなものがかかります。

  • 墓石の解体費用
  • お寺に払うお布施
  • 遺骨を供養する費用

墓石の解体費用の相場は、8~10万円/㎡程度と言われます。最終的には、20~30万円程度に落ち着くことが多いようです。
ただし、工事が難しいところにお墓がある、寒冷地で基礎が頑丈にできているなどの場合は、相場を大きく上回ることもあります。

お寺に払うお布施には、魂抜きの法要のお布施があります。
魂抜きとは、お墓から遺骨を取り出す前に行う法要で、具体的にはお坊さんに墓前で読経してもらいます。
魂抜きのお布施の相場は3~10万円程度です。
この他、お寺にお墓を持っている場合は、墓じまいに際して「離檀料」と呼ばれるお布施が必要になることもあります。
離檀料の相場は、3~20万円程度と言われていますが、地域やお寺によって異なります。離檀料を取らないお寺もあります。

最後に、遺骨を供養する費用は供養の方法によって幅があります。
最も安くて1万円/1人で供養する方法もあります。逆に、新しくお墓を建てる場合は100-250万円程度の費用がかかります。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
参考:墓じまいとは何?費用・料金とお墓を処分する手続き・方法・流れ

墓じまいで実際に寄せられた相談

墓じまいの相談のイメージ3

それでは、墓じまいについて実際に寄せられた相談内容を紹介します。

墓じまいをするかどうかについての相談

そもそも、墓じまいをするべきかどうか悩んでいる方からの相談です。

一人娘でお墓を継いでいるが、墓じまいしなければならないか

嫁いで苗字が変わっているけど、実家のお墓の面倒を見ているという方からのご相談です。

ご相談の内容

私は一人っ子で、今は嫁いで苗字も変わっています。
実家のお墓の面倒は私が見ていますが、私の代まではお参りに行けても、その後子どもたちにまでお参りをしてもらうのは難しいように思います。
墓じまいをするしかないのでしょうか。

こちらのご相談は、一人っ子に限らず、兄弟に女性しかいない場合も起こる問題です。
この場合の対処は、以下の3つが考えられます。

墓じまいをしてご遺骨は永代供養や散骨で供養する

今のお墓を撤去し、ご遺骨は永代供養墓に改葬したり、散骨をする方法です。
永代供養墓とは墓地の管理者が面倒を見てくれるお墓で、樹木葬や納骨堂や合祀墓など種類は多様です。
今のお墓は撤去しなければいけませんが、お墓を無縁にしなくて済みます。

墓じまいをして嫁ぎ先と両家墓を作る

今のお墓を撤去し、ご遺骨を今の家のお墓に入れてもらう方法です。
この方法ではご遺骨は墓石のお墓に埋葬できますし、縁者で供養を続けられます。
ただし、結婚相手が長男で、嫁ぎ先の代々墓を承継する場合は難しいかもしれません。
両家墓を作るにあたっては、霊園の利用規約や、両家の合意が必要です。

親戚に実家の墓を引き継いでもらう

墓じまいをせず、今のお墓を親戚に引き継いでもらう方法です。
今のお墓を残すことができるうえ、縁者に家族を供養してもらうことができます。
ただし、根本的に承諾してくれる人がいないと難しいので、ハードルは高いと言えるでしょう。

墓じまいをしないで放っておくとどうなるか

跡継ぎはいないけど、墓じまいをしたくないという方からのご相談です。

ご相談の内容

現在主人が家墓の名義人になっていますが、元はと言えば、主人の兄弟から半ば押し付けられる形で引き継いだお墓でした。
私たち夫婦は二人のお墓を持つつもりで、今後家墓の面倒は見たくありません。
ですが、押し付けられたものを私たちの費用負担で撤去するということは釈然としません。
この際、お墓を放っておくということはできないのでしょうか。

お墓を放っておくということは推奨できません。

お墓が放置されて管理料の支払いが滞ると、お墓は一定の期間と手続きを経て、最終的には墓地の管理者に撤去されて遺骨は合祀墓に入れられます。
これは霊園管理者の負担になるので、自分が持っているお墓は責任をもって自分で墓じまいしましょう。

また、マナーの観点以外でも、何らかの方法で霊園管理者から墓地の名義人に連絡が取れた場合は、滞納分の管理料や改葬費用を請求されることがあります。

なお、お墓の名義人の承諾書があれば、他の人が墓じまいを進めることも可能です。
今回のケースでは、ご主人の兄弟に墓じまいに協力してもらえないか交渉するのが良いでしょう。

ただし、基本的に名義人でないご主人の兄弟は墓じまいの義務がありません。
交渉が決裂した場合、やはり墓じまいをするのはご主人ということになります。

墓じまいの費用が払えない

墓じまいをしたいけど、お墓の費用が払えないという方からのご相談です。

ご相談の内容

現在、私一人が面倒を見ているお墓がありますが、この後を継ぐ者がいません。
しかし、墓じまいの費用は数十万もかかると聞きます。
年金暮らしの私からするととても厳しい額です。どうしたらいいでしょうか。

墓じまいの費用が出せないときに考えられる方法は、以下のようなものがあります。

家族や親戚に費用を協力してもらう

お墓は一族にも関わることなので、親戚に墓じまいの費用を協力してもらえないか相談してみましょう。
特に、納骨されている方のご家族にとってお墓の処遇は関係することです。
このままだとお墓を放っておくことになってしまうので、きちんと供養したいという気持ちを伝えましょう。

できるだけ安い方法で墓じまいする

墓じまいの業者を好きに選べる墓地では、複数社で見積もりをとる相見積もりができます。
一社目で費用感が合わなかった場合は、他の業者でも見積もりを取ってみましょう。ただし、あまりにも費用が安いところは墓石の不法投棄などをしている可能性もあるので要注意です。
ご遺骨の供養は、一番安い方法を探せば1万円/1人でできるところもあります。
お寺にご遺骨を送って合祀墓に入れてもらう「送骨」や、自治体の合祀墓などを検討しましょう。

親戚でお墓を引き継いでくれる人を探す

親戚でお墓を引き継いでくれる人がいないか相談してみましょう。
もし見つかった場合は墓じまいをしなくて済むので、費用は掛かりません。
生前では名義変更できない墓地が多いため、祭祀承継者(お墓や仏壇などその家の祭祀を引き継ぐ人)としてその人を指定しておおきます。
祭祀承継者は口頭でも指名できますが、一筆書いておいた方が確実です。
なお、墓地の管理規則で承継できる範囲の人を制限している可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。

お金を貯めてから墓じまいをする

墓じまいは、いつまでに完了しなければならないという決まりはありません。
見積もりを取ってみて厳しそうであれば、目安の金額まで少しずつ貯めた後、墓じまいをしてもいいでしょう。

メモリアルローンを組む

メモリアルローンとは、銀行などがお墓や葬式用のプランとして用意しているローンです。
収入が年金のみの方でもローンを組むことができるので、他のローンよりも借り入れがしやすくなっています。

墓じまいに補助金が出ないか問い合わせる

公営霊園だと、自治体で墓じまいの費用を補助する取り組みを行っているところもあります。
例えば、千葉県の市川市霊園で墓じまいをする場合は、補助金が出ます。
他には、過去に東京都や明石市も過去に期間限定の補助金制度を設けていました。
ただし、この制度に取り組んでいる自治体はまだごくわずかです。
公営霊園で墓じまいする場合は、補助金制度がないにしても、役所の窓口に相談してみましょう。
他に代わる制度などを教えてもらえるかもしれません。

参考:市川市 市川市霊園一般墓地返還促進事業

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墓じまいの方法や手続きについての相談

墓じまいをどのように進めていけばいいか分からない、どこに問い合わせればいいか分からないという方からのご相談を紹介します。

遠方のお墓の墓じまいはどうすれば良いか

頻繁にお墓に出向くのが難しいという方からのご相談です。

ご相談の内容

現在遠方にお墓があり、お墓を近くに移したいと考えています。
まずは今のお墓を墓じまいする必要があると思いますが、手続きやお寺への挨拶で都度現地に行くのが難しい状況です。
どのように進めていけばいいでしょうか。

地域柄などにもよりますが、墓じまいは一度も現地に赴かずにできる場合もあります。
墓じまいのそれぞれのステップごとに、現地に行く必要があるかどうかを解説します。

墓地管理者への挨拶は現地に行かなくて良いか

管理者がお寺でない場合は、電話での連絡でOKです。そのまま手続きについて聞いてください。

お寺の場合は、原則現地にお伺いします。
ただし、お寺やこれまでのお寺との関係性によっては、電話や手紙のみで承諾をもらえることもあります。
また、墓じまいを急いでいなければ、帰省の折にお伺いしてもいいでしょう。

墓石解体をする業者の手配は現地に行かなくて良いか

業者の手配は原則電話のみでOKです。
もし墓地の指定業者がいる場合は、管理者に相談した時点で紹介してもらいます。
立ち合いなしで見積もりをお願いできる業者を見つけましょう。
見積もりを業者のみでしてもらう場合は、お墓を正確に特定できる必要があります。
公営墓地の場合は区画番号、お寺の場合は建立者や名義人などで特定できるでしょう。
ただし、どうしても遠方からの説明で場所を伝えられない場合は、見積もりから現地に同行する必要があります。

改葬の手続きは現地に赴かなくて良いか

基本的に、改葬の手続きはで現地に行かなくてもできます。
ほとんどの役所で書類はHPから印刷できるほか、記入後は郵送で手続きしてもらえます。
書類の記入欄には墓地管理者の署名・捺印欄がありますが、これも郵送で対応してもらえるでしょう。
流れとしては、「1.HPから書類を入手して記入」「2.墓地管理者に郵送して署名・捺印をもらい、返送してもらう」「3.他の必要書類と併せて帰ってきた書類を役所に送る」「4.役所から改葬許可証が返送される」という風になります。
HPから書類を印刷することが難しい、HPで書類が公開されていないという場合は、役所に問い合わせて書類を郵送してもらえないか聞いてみましょう。

魂抜きの法要は立ち会わなくて良いか

魂抜きの不要に立ち合いが必要かは、地域柄や墓地によります。
寺院墓地で魂抜きをするなら立ち合いが必要な場合が多いでしょう。
寺院墓地の場合は、そのお寺のお坊さんに法要をしてもらいます。
この場合は魂抜きと解体工事の日取りを同じ日にすることをおすすめします。

公営墓地や共同墓地の場合は、僧侶派遣サービスなどで立ち合い不要でお願いできるお坊さんを派遣してもらいましょう。
ただし、地域柄によって墓地管理者や解体業者に難色を示されることがあります。
この辺りは、墓地管理者に相談した時点で確認しておくといいでしょう。

解体工事は立ち会わなくて良いか

解体工事の立ち合いが必要かも、地域柄や解体業者によります。
解体工事に立ち会わない場合、中のご遺骨は業者にお願いして、自分の家か改葬先に送ってもらうことになります。
従来ご遺骨は現地に引き取りに来るのが常識と考えられており、業者・墓地管理者ともに当然引き取りに来るものと考えて話を進めることも多いです。
この辺りも、業者を決めるときに確認しておくといいでしょう。

お墓の近くに縁者がいれば立ち合いをお願いしてもいい

墓じまいについて現地に行く必要があるかどうかは、地域や墓地によって異なります。
ただし、お墓の近くに親戚などがいれば、立ち合いが必要な工程をお願いしても構いません。

個人墓地の墓じまいはどうすれば良いか

自分や家族の土地に建っているお墓(個人墓地)を解体したいという方からのご相談です。

ご相談の内容
実家の近くの山に自分の家のお墓だけが建っているが、これを解体したい。
おそらくお墓が建っている土地の所有者は祖父になっている。
墓じまいをするには、どういった手続きが必要か。

まずはお墓のある自治体役所に相談し、必要な手続きについて教えてもらってください。
「お墓の件」「改葬の件」などと言えば担当窓口に繋いでくれます。

詳しくは役所で指示をもらえると思いますが、以下2つの手続きが必要になると予想されます。

  • 改葬許可申請
  • その土地の登記内容の変更

改葬許可申請については、通常の墓じまいと同様です。
書類に記載する署名・捺印欄が墓地の所有者になるくらいでしょう。
また、公営墓地の場合のように、業者もお坊さんも自分で手配することになります。

この他、そこに唯一建っているお墓を撤去するという場合は、その土地の「墓地」としての登記も廃止することになります。
この点の手続きについてもあわせて聞いてみてください。

墓地の管理者が分からない

墓地管理者が分からないためにどこに相談すれば良いか分からない方からのご相談です。

ご相談の内容

地域に昔からあるような雰囲気の墓地にお墓があるが、管理者が分からない。
墓地内に電話番号などの連絡先が掲載された看板もない。
お墓の撤去についてどうすれば良いかも聞けないし、役所の手続きも管理者の署名・捺印がいるのでできない。
どうすれば良いか。

そのお墓がある自治体の役所か、墓地の近くにある石材店に相談してみてください。

役所では、「墓地台帳」と呼ばれる書類を管理しています。
墓地台帳ではそれぞれの墓地の管理者や経営者を記載するため、照会してもらえれば分かるでしょう。
もしその墓地が墓地台帳に登録されていない場合は、行政の許可を受けていない「無許可墓地」の可能性もあります。
本来無許可墓地では納骨も墓じまいもできないことになっていますが、現実的な対応について役所で検討するということになるでしょう。

あるいは、墓地の近くにある石材店に問い合わせてみる方法もあります。
墓地の近くにある石材店なら、その墓地によく出入りしている可能性があります。
まずは、そこの墓地を知っているか、そこの墓地で工事をしたことがあるかなどを聞いてみましょう。
墓地で工事する際には管理者に連絡するはずなので、出入りしている石材店であれば管理者についても何か知っているでしょう。
もしその墓地で工事をしたことがある業者であれば、あわせて墓じまいの見積りをお願いしてもいいでしょう。

納骨されている人の数や名前が分からない

墓じまいをしたいお墓に誰が入っているか分からない方からのご相談です。

ご相談の内容
墓じまいをしたいのだが、両親、祖父母以前に誰が何人納骨されていたのか分からない。
役所に提出する書類には埋葬されている人の名前を書く必要があるほか、人数によっては新しいお墓の選びようも変わってくる。
どうしたら良いか。

お墓に誰が入っているか分からない場合は、以下のように対処します。

まずは墓地管理者に相談

まずは墓地の管理者に相談してください。
現行の法律上、墓地の管理者はお墓の名義人や納骨されている人について管理していることになっています。

墓地の管理者は具体的に以下のようなところがあります。

  • 寺院墓地:お寺
  • 公営墓地:管理事務所(なければ役所)
  • 共同墓地:墓地管理委員会
  • 民営霊園:管理事務所
管理者に問い合わせても分からなかった場合

現行の法律が制定される前に納骨された人については、管理者でも把握していない場合があります。
特に共同墓地の場合は、墓地が先にあって後に地域で管理委員会が組織されたということも珍しくないので、昔の情報が残っていないことがあります。

まずは、石材店に見積もりに行ってもらった際、お墓を開けてもらって中の遺骨の数を確認してもらいましょう。
骨壺で納骨されていれば数は分かるかもしれません。

あとは役所と改葬先に相談して、対応を検討してもらってください。

土葬のお墓の墓じまいはどのようにするか

土葬のお墓の墓じまいについてのご相談です。

ご相談の内容

昔に亡くなった人が土葬で埋葬されている可能性がある。
土葬のお墓の墓じまいはどのようにすればいいか。

土葬のお墓を墓じまいする場合も、基本的にすることは火葬のお墓と同じです。
ただし、下記2点に注意しましょう。
なお、必要な工程が増える分、墓じまいのに必要な費用も割高になります。

役所で手続きをするときに再火葬の許可証をもらう

墓じまいをするにはお墓のある自治体の役所で手続きが必要になります。
この時、忘れずに「土葬のお墓の改葬です」と伝えて、再火葬の許可証をもらいましょう。

土葬のお墓からご遺骨を引っ越す場合は、出した後に再度火葬することがほぼ必須になります。
これは、ほとんどの墓地や納骨堂で「焼骨」以外の埋蔵を認めていないためです。
散骨の場合もご遺骨を一度パウダー状にする必要があり、この前段階として再火葬が必須です。

なお、もし完全に土に残っていれば改葬許可証や再火葬の許可証は不要です。
ただし、土葬で埋葬されたご遺体の遺骨が残っているかどうかは、掘り起こしてみるまで分かりません。
かなり昔に土葬された方だとしても、改葬許可申請や再火葬の許可証は取っておきましょう。

土葬対応の石材店に解体を依頼する

業者を選定する際、土葬のお墓に対応しているかを聞いてから見積りをお願いしましょう。
そこの墓地によく出入りしている業者だと、おおむね対応してくれるでしょう。
墓地の管理者が分かっていれば、よく出入りしている業者を聞いてもいいでしょう。
あるいは、墓地の近くの石材店であれば、その墓地に出入りしているかもしれません。

なお、遺骨は再火葬する前に「洗骨」という作業が必要になります。
「洗骨」とは字の通りご遺骨を洗う作業で、これは専門業者に依頼します。
石材店に、「洗骨」ができる業者を紹介してもらえないかも聞いてみるといいでしょう。

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家族や親戚についての相談

墓じまいのにあたって家族や親戚の対応に悩んでいる方からのご相談です。

親戚と仲が悪く墓じまいの相談をしたくない

親戚と仲が悪い方からのご相談です。

ご相談の内容
墓じまいをしたいが、親戚と仲が悪いため連絡を取りたくない。
名義人は自分になっており、手続き上墓じまいをすることはできる。
親戚に相談せずに墓じまいをしてしまっても良いか。

親戚の方には相談されることをおすすめします。
特に、納骨されている方の子供や兄弟には相談した方がいいでしょう。

親戚に墓じまいの相談をした時点でもめる場合もありますが、相談をせずに事後に発覚してもめることもあります。
そして、より面倒ごとが増えたり深刻なトラブルになるのは後者です。
また、親戚であれば定期的にお墓参りに来ている可能性もあり、この先ずっと墓じまいしたことを知られないようにするのは難しいでしょう。

関係の良くない親戚に連絡をするのは骨が折れますが、後々のことを考えても相談しておくことをおすすめします。

お墓の名義人が他の親族になっているが墓じまいできるか

お墓のお世話をしているものの名義人にはなっていない方からのご相談です。

ご相談の内容
自分が面倒を見ている親族のお墓があるが、名義人は他の親族になっている。
ただ、名義人になっている親族はお墓の面倒を見る様子がなく、跡継ぎもいない。
そのため、私がいなくなった後は、お墓のお世話をする者がいなくなるのではないかと考えている。
お墓が無縁になる前になんとかしたいが、私が墓じまいをすることはできるか。

名義人の承諾があればご自分で墓じまいをすることができます。
逆に、名義人の承諾がなければ墓じまいはできません。
まずは名義人になっている親族に相談してみましょう。

役所での手続きについては、「承諾書」に名義人の署名・捺印をもらうことで、名義人以外の人が手続きの申請をできるようになります。
その他、墓地管理者への挨拶、親戚への挨拶、業者の手配、遺骨の引っ越し先の手配も、親族であればおおむね問題なくできるでしょう。

ただし、遺骨やお墓などの最終的な権限は現在名義人になっている親族にあることは念頭に置きましょう。

お寺についての相談

墓じまいをする際のお寺との関係についてのご相談です。

お寺との交渉は代行してもらえるか

お寺に墓じまいの意向を伝える前の段階のご相談です。

ご相談の内容
お寺にお墓があるが、まだ墓じまいをしたいということは伝えていない。
昨今墓じまいでのお寺とのトラブルについても耳にするし、お寺に相談しに行くのは腰が重い。
お寺との相談を代行してもらうことはできるか。

お寺との相談は直接本人がしていただくよう、お願いしています。

お寺に墓じまいの相談をしに行くことは、今までお世話になった挨拶をすることも兼ねます。
したがって、墓じまいの相談に第三者が出てくると、逆にお寺ともめてしまう可能性があり、弊社でもお寺との相談の代行はしていません。
お寺との交渉を代行するサービスなども登場していますが、まずは直接相談することをおすすめします。

トラブルになったことばかりが大きく取り上げられていますが、法外な離檀料を要求したり、墓じまいをさせてくれないといったお寺はごく一部です。
ご自分の言葉で、今までお世話になった挨拶や、墓じまいを考えた理由などを伝えてみてください。

お寺から要求された離檀料が高いと気がする

離檀料についてのご相談です。

ご相談の内容
お寺に墓じまいの意向を伝えたら、離檀料で100万円かかると言われた。
高いと思うのだが、どうか。

高いです。
離檀料の相場は法要1回分と言われており、おおむね3-20万円程度です。
お寺やお付き合いの長さにもよりますが、相場からすると100万円はかなり高いといえます。

離檀料で納得できない場合も、まずは本人とお寺の二者間で話し合ってください。
そもそも離檀料とは御布施であり、お気持ちです。
離檀の際は所定の金額を払うなどといった契約書がない限り、支払いの義務を立証することは難しいでしょう。

どうしても解決できなければ、弁護士などに同席してもらって交渉することになります。
弁護士にお願いする費用は掛かりますが、100万円の離檀料を払うよりは安く抑えられるでしょう。
または、お寺の本山に相談するという手もあります。
ただし、お寺に断りなく本山に相談したら余計にもめたという事例もありますので、相談の前にお寺に断りを入れておいた方がいいでしょう。

なお、離檀料の他、管理費の滞納分や、ご遺骨の永代供養料をあわせて100万円になるということはあり得ます。
例えば、2万円の年間管理費を10年滞納していたら20万円になります。
さらにお寺で永代供養をしてもらうとして、永代供養料が15万円/1人、ご遺骨が5体なら合わせて75万円です。
この場合、年間管理費の滞納分と永代供養料だけで95万円になりますので、離檀料込みで100万円を超えることはあり得るでしょう。

念のため、高額な離檀料を提示されたら、他の費用などが含まれているのかを確認してみてもいいでしょう。
もしご遺骨の永代供養を他のところでしてもいいなら、金額は抑えられるかもしれません。

業者についての相談

解体工事をしてもらう業者や石材店についてのご相談です。

業者は自分で決めていいのか

墓じまいのお見積りを取りたい方からのご相談です。

ご相談の内容
墓じまいの見積もりを取りたいのだが、解体工事を依頼する業者は自分で決めていいのか。

墓地に指定石材店がなければ、業者は自分で手配します。

指定石材店とは、そこの墓地に出入りできる石材店です。
指定石材店がある場合は、墓地の管理者に墓じまいの相談をした時点で紹介してもらえるでしょう。

  • 民営霊園
    ほぼ確実に指定石材店があります。自分で石材店を選ぶことはできません。
  • 寺院墓地
    指定石材店があることもないこともあります。お寺に相談したときに聞いてみましょう。
  • 公営墓地
    確実に指定石材店はありません。業者は自分で手配します。
  • 共同墓地
    一部を除き、おおむね指定石材店はありません。念のため管理者に聞いてみましょう。

業者を選ぶ際は、解体業者ではなく石材店に頼むことを強くおすすめします。
専門ではない業者に頼んで、近隣のお墓を傷つけたり、解体するべき部分が残っていたら大変です。
墓地の管理者によく出入りしている業者を聞いたり、墓地近くの石材店を調べたりするなどして探します。
または、ネットの紹介サービスを使ってもいいでしょう。

お墓さがしでも、墓じまいの無料見積もりサービスを行っています。
お見積りをお考えの方は、ぜひご相談ください。

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実際に見積もりを取ったが高い気がする

墓じまいの見積もりをすでに取ってもらった方からのご相談です。

ご相談の内容
お寺の指定業者で墓石解体の見積りを取ったが、2-3㎡のお墓で70万円かかると言われた。
高いと思うのだが、どうか。

相場よりは高いと言えます。
墓石解体の相場は8-10万円/㎡と言われていますので、この場合の相場は16-30万円ほどです。

ただし、お墓の立地や石材の量によっては相場よりもかなり高くなることもあります。
墓石解体工事の費用の内訳は、解体作業費用、運搬費用、墓石の処分費用などがあります。
例えば、お墓が車の通れない山の上にあり、墓石の解体と運搬を手作業でしなければならない、という状況だと、作業コストが倍以上になることもあります。
この他、石塔が複数建っている、雪国で基礎が強固になっている、お墓が密集しており機材が入れないなどの事情によっても費用は高くなります。

いずれにしても、指定業者がいる場合は言い値になるので、費用は高くなりがちです。
可能なら他の業者でも見積もりを取りましょう。

墓石の処理は適切にしてくれるか

解体業者を探している方からのお問い合わせです。

ご相談の内容
墓じまいの解体工事をお願いできる業者を探しているか、墓石の不法投棄の話なども聞くので不安だ。
墓石の処理は適切に行われるのか。

墓石の処分について不安な方は、石材店に見積もりを依頼する際、「マニフェスト」という産業廃棄物に関する書類をもらえるか聞いてみましょう。
墓石の処分方法としては、粉砕したあとに道路などの土木工事にリサイクルされることが多いようです。

一部、墓石を人気のない山に不法投棄したり、店舗の裏の敷地に積んでおいて処分費を浮かそうとする業者がいるのも事実です。
費用があまりにも安い業者には特に注意が必要です。

墓じまいで実際にあったトラブル

墓じまいの相談のイメージ4

ここでは、実際にお客様が体験した墓じまいに関するトラブルを紹介します。

お寺とのトラブル

墓じまいで起こった、お寺とのトラブルを紹介します。

お寺に提示された離檀料が高い

墓じまいのトラブルでメディアでも取り沙汰されているのが離檀料のトラブルです。
お問い合わせでいただいた中では、離檀料で100万円と言われたというケースがありました。

離檀料のトラブルは、そもそもお寺との関係が良くないと起こりやすくなります。
お寺の態度を硬化させないよう、墓じまいを相談するときはできるだけ直接会い、お世話になったお礼や今まであまり顔を出せなかったお詫び、致し方なく墓じまいをすることになった背景などを丁寧に伝えましょう。

もし納得できない金額を提示されたら、まずは当事者間で話し合ってください。
そもそも離檀料とは御布施なので、こちらの気持ちでお渡しするものです。
ケンカにならないように根気強く話し合ってください。

もしどうしてもだめなら、弁護士に頼んで交渉に同席してもらうか、お寺に断ったうえで本山に相談してみましょう。

お寺ともめてお骨を渡してくれなくなった

離檀でお寺ともめた結果、お寺がご遺骨を引き渡してくれなくなったという事例です。

そもそもお寺との関係が悪かったり、墓じまいを相談するときに住職を怒らせてしまうとこのような事態になることがあります。
予防策としてはお寺に丁寧なあいさつを心がけることが挙げられます。

ただし、すでに揉めたのちに遺骨を引き渡してくれないとなったら、やはり弁護士に相談しましょう。
宗教や信条については法律の介入しづらい部分でもあるので、相談の内容は「遺骨の返還要求」という「物権」を争うという形で相談するとスムーズです。

指定業者の見積もりに疑問があるが他社で見積もりを取らせてくれない

指定業者の見積もりが高いと感じるのに、お寺など墓地の管理者が他社での見積もりを許してくれないといったケースです。

お寺の場合、指定業者を決めている理由の一つとして、信用できない石材店に工事をしてほしくないということが挙げられます。
これは、ずさんな工事をして周りのお墓を傷つけられたり、墓地をきれいに更地にしてくれないと困るからです。
こういった理由で他社の立ち入りを認めていないと言われたら、頼みたい石材店を交えた三者での面談や、施工実績の提示などをお寺に提案してみてもいいでしょう。
いずれにしても他社の見積もりを許していないことに理由があるはずなので、そこを解消できる提案をもって交渉してみましょう。

民営霊園の場合も指定業者があります。
民営霊園で指定業者が決まっている理由としては、霊園の開発に指定業者となっている石材店が出資しているという背景があります。
交渉の余地はありますが、民営霊園は実質的に石材店が管理していることが多いので、他社での見積もりは難しいかもしれません。
あまりに相場からかけ離れている場合は、なぜその金額になるのかを確認しましょう。

お寺にしても民営霊園にしても、納得できなければ消費生活センターに相談してみてください。

どうしても難しければ、消費生活センターに相談します。

業者とのトラブル

墓じまいの際に起こった、業者とのトラブルを相談します。

墓地の指定業者の見積もりが高い

墓地の指定業者で見積もりを取ったら高かったという事例です。

先述の通り、墓石解体工事の費用相場は8-10万円/㎡です。
あまりに相場とかけ離れている見積もりが出てきたら、ひとまず工事の契約は保留にし、なぜその見積もりになるのかを指定業者に確認しましょう。

納得できなければ、墓地の管理者に他の業者で見積もりを取れないか交渉します。
交渉がうまくいかず、見積もりの費用感にも納得できなければ、消費生活センターに相談しましょう。

業者が基礎部分を解体せずに埋めていた

墓じまいに、墓地の管理者から基礎部分が解体されていなかったと連絡がきたという事例です。
指定業者ではほぼ起こらないトラブルですが、自分で業者を手配するときは注意しましょう。

墓じまいをする際は、墓地は更地にして返還するのが基本です。
ただし、地下にある基礎部分を残しても、上から土をかぶせれば更地と見分けがつかなくなります。
そのため、その墓地に新たにお墓を建てようと工事に入った際に発覚する、というケースが多いようです。

基礎を解体しない時点で悪質業者なのですが、さらに悪いパターンでは発覚後に連絡がつかなくなるということもあります。
この場合、基礎の解体だけで新たに業者を手配しなければならなくなりますので、結果的に費用もかさみます。

墓石の解体工事では、解体業者ではなく石材店に依頼することをおすすめします。
また、費用が安すぎる所も要注意です。

家族や親戚とのトラブル

墓じまいの際に起こった、家族や親戚とのトラブルについて紹介します。

墓じまいの意向を親戚に伝えたら反対された

親戚とのトラブルで一番多いのは、墓じまいを反対されるということです。
弊社にお問い合わせいただいたお客様では、最終的に墓じまいを諦めたという方もいらっしゃいました。

反対される理由としては、本家の子供なら墓の面倒は見続けて当然、墓を壊すとたたられる、お墓参りを続けたいなど、様々です。
真っ向から反論するとより解決から遠のきますので、相手の意見には一度耳を傾けましょう。
その上で、墓じまいしなければならない理由を丁寧に伝えます。
最終的にお墓を放置することになったらご先祖様にも失礼です。

もし話し合う中で、親戚がお墓を承継してくれると言ってくれるならそれはそれでいいでしょう。

お墓の名義人である親が施設に入ってしまい、墓じまいを任せられない

お墓の名義人である親が高齢で老人ホームに入居することになり、墓じまいを任せられなくなったという事例です。

墓じまいのタイミングに決まりはないものの、やはり元気なうちに済ませておくに越したことはありません。
墓じまいでは連絡先や相談先が多岐にわたるため、体力がなくなってから実行するのはなかなか億劫です。
ましてや老人ホームなどに入居したとなると、ますますフットワークは落ちるでしょう。

名義人になっている親の健康状態にもよりますが、この場合、親には承諾書にだけ一筆もらい、墓じまいは子供がするというのが現実です。
ゆくゆくお墓を見られなくなるなら、親が元気なうちに少しずつ墓じまいについて話しておきましょう。

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まとめ

墓じまいで寄せられる相談は多岐にわたります。
基本的に墓じまいの手続きで困った場合は、お墓のある自治体役所に相談すれば対処を教えてくれます。
お寺や親戚とのトラブルの原因は多くの場合でコミュニケーション不足です。墓じまいの相談をする際には、墓じまいをしなければならない理由を丁寧に伝えましょう。
また、墓石の解体業者は悪質な所に頼まないように注意してください。解体業者ではなく石材店に依頼し、見積もりがあまりにも安い場合は注意が必要です。

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