お墓の名前入れを解説します!墓石に彫る時期や料金は?

  • 投稿日:2018/12/07
  • 更新日:2018/12/07
お墓の名前入れを解説します!墓石に彫る時期や料金は?

墓石を見ると、戒名であったり、没年月日、俗名、享年などが彫刻されています。

この彫刻はどういったタイミングで行うのが良いのでしょう。
また、彫刻する場合の値段はいくらぐらいなのでしょう。

ここでは、墓石への名入れをいつするのか、また、相場はどれぐらいなのかについてご紹介していきたいと思います。

目次

1.お墓に名前を彫るタイミング
1-1.彫刻はいつでも良い
1-2.納骨式までに名入れをするのが一般的
1-3.石材店に名入れを依頼するタイミング

2.名前の彫刻はどこに頼む
2-1.新しく建てた墓石の場合
2-2.追加彫刻の場合

3.名前を彫る費用
3-1.彫刻にかかる費用は2~4万円が相場
3-2.持ち帰り作業の場合は運搬費も必要
3-3.法要をするならお布施も必要

4.名前はお墓のどこに彫る?
4-1.墓誌を設ける
4-2.新たに竿石を作り直す

5.彫刻する文字の色
5-1.寿陵は朱色
5-2.建立者が生存中の場合は朱色
5-3.名号は金色

6.名前の順番
6-1.亡くなった順に彫刻していく
6-2.夫婦で彫刻する

7.名前を彫らないのはダメ?

8.まとめ

1.お墓に名前を彫るタイミング

墓石に名前を彫る際には、どのタイミングで彫刻をするのが良いのか気になる人も多いと思います。
ここでは、彫刻するタイミングについてご紹介しましょう。

1-1.彫刻はいつでも良い

実は、墓石への彫刻について特別な決まりごとはなく、いつでも良いとされています。
しかし、タイミングによっては法要を何度もすることになってしまいますので、よく考えてから石材店へ彫刻を依頼するようにしましょう。

1-2.納骨式までに名入れをするのが一般的

特にいつまでにしなければいけないという決まりはないとされる墓石への名前彫刻ですが、一般的にはどのタイミングで行うか気になると思います。
墓石への名前彫刻は、納骨式までに行うのが一般的です。

納骨式では開眼法要といって、墓石に故人の魂を宿す法要が行われます。
納骨式が終わった後に墓石に名前を刻むとなると、魂抜きをして、また魂入れをするといったことになり、手間も増えますし、支払うお布施も増えてしまいます。

そのため、多くの人が開眼法要をする前に彫刻を済ませてしまいます。

1-3.石材店に名入れを依頼するタイミング

墓石に名入れをする場合に気をつけなければいけないことがあります。
それは、石材店に名入れを依頼するタイミングです。
墓石への彫刻は1日で終わるものではありません。
名前を彫るためには、何を刻むのかが書かれた彫刻原稿をもらい、すでに墓石に彫刻されているのなら、その彫刻の文字の大きさや字体などを確認する必要があります。

確認した後は、下書きとなるゴム版を作成し、その後、ゴム版を墓石にセットして彫刻をするといった流れになります。
このように、墓石に名前を彫刻するだけでもかなりの手間がかかります。

そのため、依頼をしてから彫刻が完了するまでには、早くても数日必要になります。
時間がかかるケースだと数週間必要になることもあります。

納骨式までに彫刻を済ませておきたいのであれば、納骨式の1か月前には石材店と相談しておくことをおすすめします。

2.名前の彫刻はどこに頼む

では、墓石への名入れはどこに頼めば良いのでしょう。
新しく墓石を建てた場合と、追加彫刻する場合についてご紹介します。

2-1.新しく建てた墓石の場合

新しく墓石を建てた場合は、その石材店に依頼します。

2-2.追加彫刻の場合

すでに墓石がある場合は、霊園やお寺の指定の石材店に依頼することになります。
指定の石材店がない場合は自由に頼むことができます。

3.名前を彫る費用

墓石への彫刻を考えた時にまず気になるのが値段ではないでしょうか。
彫刻をする場合は、彫刻の費用の他に寺院などに支払う費用もあります。
この費用は依頼する石材店であったり地域や寺院によって違ってきますが、ここでは一般的な相場をご紹介します。

3-1.彫刻にかかる費用は2~4万円が相場

墓石に名前を彫るための費用としては、文字数や文字の大きさによっても異なってきますが、2~4万円程度が相場となっています。

ただし、地域によっては石材店の数が少なく競争相手がいないために石材店の言い値になってしまうこともあります。
依頼をする場合は、事前に石材店に見積りを出してもらうことをおすすめします。

3-2.持ち帰り作業の場合は運搬費も必要

墓石に名入れする場合、現場で彫刻する場合と墓石を持ち帰る場合があります。
墓石を持ち帰る場合には、その運搬費も追加で必要になります。

3-3.法要をするならお布施も必要

墓石に名前を彫る際には、お寺の住職であったりお坊さんにもお布施を支払います。
これは墓石に彫刻をするためには魂抜きをする必要があるからです。

お墓を建てた時には開眼法要を行います。この開眼法要は魂入れとも呼ばれ、これによって墓石に故人の魂が宿ることになります。
そして、その墓石から魂を抜くことを魂抜きと言います。
魂抜きをすることで墓石はただの石となり、移動させたり、改装、撤去、戒名を追加彫刻することができるようになるというわけです。
石への彫刻が終わった後には改めて魂入れの法要を行います。
このように、すでにある墓石への彫刻では、魂抜きをして彫刻をした後に、また魂入れをするといった2回の法要が必要となります。
お布施の相場としては15万円程度、また、お車代として5千1万円を包みます。

4.名前はお墓のどこに彫る?

墓石に彫る文字や位置に特段の決まりはありません。どの位置にどのような文字を入れても良いということです。
しかし、好まれる傾向はあります。
一般的な傾向をご紹介しましょう。

・棹石の正面 :家名や題目、好きな言葉
・棹石の右側面:戒名、没年月日
・台石の左側面:建立年月日、建立者名
・裏面    :建立者名

文字や位置は自由といっても、やはり多くの人が「しっくりなじむ」と考える傾向はあるということです。
古い墓石になると竿石の部分に名前を彫る場所がなくなっていることもあります。
そんな場合、大きく分けて2つ方法が考えられます。

4-1.墓誌を設ける

ひとつ目は、墓誌(霊標)を新たに設けるというやり方です。
墓誌とは、墓石に戒名や没年月日、年齢などを彫るスペースが無くなった場合に、新たに板状の石を設置しそこへ彫っていくというものです。

4-2.新たに竿石を作り直す

竿石が戒名でいっぱいにいなってしまったら墓誌を設けるのが一般的ですが、スペースの都合で、墓誌を置けないこともあります。
その場合は、竿石の彫刻を「○○家代々之墓」や「○○家」などとして、今後お墓に入る人の戒名は彫刻しないというのも手です。

竿石の彫刻を変更することは極めて困難になりますので、建て替えが必要になります。

5.彫刻する文字の色

地域によっては、墓石に刻んだ文字に色を塗るところもあります。
ただ、地域による違いもあり、文字を刻んだまま何も塗らないお墓や、好きな色に塗っているものもあります。
ここでは一般的な色付けについてご紹介します。

5-1.寿陵は朱色

寿陵とは、生きているうちに自分や家族が入るためのお墓を建てることで生前墓とも言われます。
寿陵を建てることは縁起の良いことで、長寿や子孫繁栄を招くとも言われています。
寿陵の場合は、文字を朱で塗ります。

5-2.建立者が生存中の場合は朱色

故人を祀ったお墓でも、建立者が生存中の場合は、建立者名を朱で塗ります。

5-3.名号は金色

名号など仏を表す文字は金色で塗ります。
その他の文字は濃紺にするのが基本とされています。
ただし、これは地方によるので、色を入れない場合もあります。

6.名前の順番

ここでは、お墓や墓誌に名前を刻む順番にはどんなものがあるのかご紹介します。

6-1.亡くなった順に彫刻していく

もっともシンプルでわかりやすいのが、亡くなった順に彫刻していくことです。
順番に彫刻をしていくので、彫刻の間に隙間ができず見た目がきれいな印象になります。
ただし、単純に亡くなった人の順に並べると、他の人との関係性がわからなくなってしまうため、名前や年齢だけではなく家族内での立場を一緒に彫刻する必要があります。

6-2.夫婦で彫刻する

彫刻する際に、必ず夫婦が横並びになるように彫刻する方法です。

まず祖父母が並んだらその横に息子夫婦が彫刻されるよう、あらかじめ文字を彫る場所をある程度決めておきます。
こうすることで、名前や年齢だけでも誰が家族の中でどんな人だったのかわかりやすくなります。

例えば、先に妻が亡くなった場合は、夫の名前を彫刻するスペースを一行分空けて戒名を彫ることになり、不幸にも先に子どもが亡くなったときは、ご夫婦の2行分空けて子どもの名前を彫刻するというものです。

しかし、あらかじめ彫刻するスペースを設けているのは死を待っているようで縁起が悪いと感じる人もいます。
彫刻する順番は家族と相談した上で決めるようにしましょう。

7.名前を彫らないのはダメ?

墓石に必ず名前を掘らなければいけないという決まりは特にありません。
そのため、今まで名前を彫ってこなかった場合は彫刻しない、また、先代の名前が彫ってある場合は同じように彫刻するということが多いようです。

8.まとめ

これまで、墓石の名前入れに関して以下のことを紹介してきました。

・墓石に名前を彫るのにかかる平均的な金額は2万から4万円
・値段は石材や魂抜き、掘る文字数や文字の大きさで変わる
・墓石への彫刻は特別な決まりごとはなく、いつでも良いとされているが納骨式までに入れるのが一般的

この記事が、墓石に名前を彫る際の値段やタイミングが気になっていた人の参考になれば幸いです。

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