ペットと一緒に入れるお墓はある?探し方を紹介します!

  • 投稿日:2018/02/15
  • 更新日:2022/03/29
ペットと一緒に入れるお墓はある?探し方を紹介します!

一昔前ではペットと入れない墓地が一般的でしたが、近年では、ペットと一緒のお墓に入りたいという方が増えています。
この記事では、ペットと同じお墓に入るにはどうすればいいかを紹介します。

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人間のお墓にペットを一緒に入れるのはだめ?

人間がペットと一緒のお墓に入ることはできるのでしょうか。
法律や宗教の観点から解説します。

法律上はOK

法律上、ペットを人間と同じお墓に入れることは問題ありません。

お墓やはある遺骨については「墓地、埋葬等に関する法律」(墓埋法)や刑法などで定められています。これらの条文にある「焼骨」「死体」「遺骨」などは人間のものに限定されます。

ペットなどの動物の遺体は法律上はモノとして扱われますが、墓地にモノを納めることを禁止する法律もありません。

仏教的にはグレーソーン

日本では、公営墓地や共同墓地以外の多くの墓地は、寺院が経営主体になっています。
仏教の観点から言えば、犬や猫などの動物と人間の共葬は受け入れられないことの方が多いようです。

仏教の考え方

仏教には六道という考え方があります。
六道とは、生き物がその業の結果として輪廻転生する6つの世界のことで、天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道があります。
ペットなどの動物は畜生道に分類されており、人間とは別の扱いを受けます。

例えば、仏教の中で最も信徒が多い浄土真宗の場合は「南無阿弥陀仏」と唱えることによって浄土に行くことができるとしています。ですが、犬や猫などの動物は「南無阿弥陀仏」と唱えることができないため浄土に行けない、つまり、成仏できないという考え方があります。

全てのお寺がペット共葬に否定的なわけではない

ただし、すべての寺院がペットとの共葬に否定的というわけではありません。
同じ浄土真宗でも、遺された人間が「南無阿弥陀仏」と唱えてペットが極楽に行けるようにお願い(回向・えこう)することで動物も浄土に行けるという考え方もあり、お寺によってはペットとの共葬を認めています。

結局は霊園や墓地の管理規定次第

結局、ペットと一緒のお墓に入れるかどうかは、霊園や墓地の管理規定次第になります。
お墓を選ぶ際は、霊園がペットと一緒に入れる区画を用意しているか確認しながら探しましょう。

霊園の管理者がペット共葬を拒否することは違法ではないのか?

ちなみに、ペットを一緒に埋葬したいという人に対して、墓地や霊園が使用を拒否することは、法律上妥当だと考えられます。

墓地、埋葬等に関する法律では、墓地について以下のように記載されています。

第1条 この法律は、墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から、支障なく行われることを目的とする。

このように、墓地は国民の宗教的感情にそぐうように管理・運用されなければなりません。加えて、現状、仏教ではペットとの共葬に否定的な考え方が浸透していることは先述の通りです。

したがって、犬や猫などの納骨が利用者の宗教的感情に反すると判断された場合、墓地の管理者は一般的な管理の行為として、ペットと人間が同じはお墓に入ることを拒否できます。
もしこういった管理行為を無視した場合、管理規程に従い、お墓を撤去しなければならなくなることもあります。

ペットと一緒に入れるお墓はどう探す?

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従来はペットを納骨できない墓地が多かったものの、ここ最近ではペット対応霊園も増えてきています。
死後もペットと供にしたい場合は、霊園選びが重要です。

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民営霊園や樹木葬がねらい目

民営霊園
民営霊園は宗教不問など宗教色を押し出さないことが多く、宗教的な制約が緩い傾向にあります。そのため、他の墓地形態に比べると、ペットと一緒のお墓に入れる墓地が多くあります。

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樹木葬
民営霊園ではもちろんのこと、お寺の境内にある寺院墓地でも、樹木葬などの永代供養墓であれば宗教不問というところがあります。
特に、樹木葬は他のお墓の形態と比べても、ペットと一緒に眠れるものが多くあります。

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また、珍しいケースですが、寺院墓地の一般墓でもペットの遺骨を受け入れてくれることがあります。
既にお寺に墓を持っていてそこに納骨したい場合は、住職に相談してみましょう。

なお、現状公営墓地ではペットを埋葬することはできません。

ペットと入れるお墓

ペットと入れるお墓には何があるかを紹介します。

ペットと一緒に入れる一般墓

一般的な人間の家墓に、ペットのお骨を入れます。管理者が許可している霊園なら可能です。
やはり民営霊園に多い傾向があります。
ペットOKの霊園でも、全区画ペット対応の所と、ペット専用区画を設けている所の2通りがあります。

人間のみのお墓に比べ、比較的自由なデザインで建てられている方が多く、装飾的な彫刻が施されているものや、犬や猫の像が設置されているものなどもあります。
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ペットと入れる一般墓がある墓地の例

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ペットと一緒に入れる永代供養墓

永代供養墓は、継承不要のお墓です。
夫婦だけでペットを飼っている方や、ご家族にペットがいるけど継承に不安がある方は、ペットと一緒に入れる永代供養墓がおすすめです。

永代供養墓は墓石を建てない場合が多く、種類は樹木葬や納骨堂、合葬墓、集合個別墓などがあります。お墓の形式にもよりますが、一般墓よりも費用を抑えて供養できます。
すでにペットの遺骨がある場合は、先に納骨できるかなどを確認する必要があります。

ペットと入れる永代供養墓がある墓地の例

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ペットと一緒に入れる樹木葬

樹木葬は、樹木や草花を墓標とするお墓です。
承継を前提としないお墓なので、跡継ぎ不在で飼い主とペットだけのお墓を作りたい場合も、安心して利用できます。

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ペットと入れる樹木葬がある墓地の例

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ペットと一緒に入れる納骨堂

納骨堂は、屋内に遺骨を安置する施設です。近年では、屋内墓苑として利用されるようになりました。
多くの場合で承継を前提とせず、お墓の跡継ぎを気にしなくて済みます。
他のお墓と比べるとペットと入れる納骨堂は数が多くありませんが、東京都心などでは少しずつ増えています。
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ペットと入れる納骨堂の例

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ペット火葬について

ペットの火葬では、やり方を間違うと遺骨が残らないことがあります。
ペット火葬について解説します。

公共の火葬場だと基本的に遺骨は残らない

ペット火葬は公営の火葬場にも依頼することができますが、この場合は原則遺骨は残りません。
遺灰は、産業廃棄物として処理されてしまいます。
お墓を作りたい、あるいは一緒にお墓に入りたいと考えている方は、他の方法で火葬しましょう。

遺骨を残したい場合は民間サービスを利用する

民間の業者に依頼すると、遺骨を残すようにも火葬してくれます。
依頼するときに、遺骨を残してほしい旨を忘れずに伝えましょう。

民間でペット火葬をしている業者には、ペット霊園や、ペットも埋葬できる一般的な霊園などがあります。
また、移動式の火葬車でペット火葬をしている業者もいます。

ペットと同じお墓に入るメリット・デメリット

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実際、犬・猫などのペットと一緒のお墓に入ろうとすると、何か不具合はあるのでしょうか?
ここではメリットとデメリットを紹介します。

ペットと同じお墓に入るメリット

言うまでもありませんが、死後また一緒に暮らせるという意識が精神的な支えになります。
その意識が愛する犬や猫を思い続けることにつながり、忘れてしまうようなこともないでしょう。

また、もし家墓に追加する形で入れることができる場合は、ペットの墓を別に持つ場合に比べ、お参りする箇所が増えなくて済むという利点もあります。

ペットと同じお墓に入るデメリット

ペットと一緒に入れる霊園が限定されるため、今ある家墓に入れない可能性が高いと言えます。
当然、新たにお墓を持つ場合には費用が掛かります。

また、動物のお骨を入れることに違和感を感じる方はまだ少なくありません。
個人のお墓でない場合、ペットのお骨を入れることについては他の親族とも事前に十分話し合っておく必要があります。

さらに、個人のお墓の場合は、後々の世話をどうするのか考えなければなりません。

費用やお墓の関係者のことに十分留意して、準備しましょう。

ペット霊園よりいい?人間とペット一緒のお墓

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枚方市のペット霊園が突如閉鎖するという事件が2017年にありました。

先述の通り、ペットの遺骨は法律上「モノ」として扱われるため、その埋葬については法律で規制する所がありません。
地域によっては条例で取り決められている場合もありますが、ペット霊園というのは、人間の墓地を作るよりはるかに簡単に造営・廃止することができるのです。

ちなみに、人間の焼骨または死体の場合、その埋蔵・埋葬先は「墓地」に限定されます。
「墓地」を作るには都道府県の許可が必要ですが、これは簡単に降りるものではありません。
特殊な事情を除いては個人で作ることはできません。また、人間の墓地は廃止するにも許可が必要です。

愛するペットを末永く供養していくなら、ペット霊園より人間のお墓にお骨を入れた方が安心でしょう。

すでに持っているお墓にペットは納骨できる?

今の家墓にペットを納骨できるかどうかは、そのお墓がある墓地の管理規定によります。
ペット禁止の場合は、その墓地での納骨はできません。

ペットを納骨できない場合は

もし今のお墓にペットを埋葬できない場合は、次のような方法で供養できます。

ペットを供養する方法

  • 庭先などの私有地に埋葬する
  • 自宅で供養する
  • ペットと入れる霊園にお墓を引っ越す
  • ペット専用霊園を利用する

ただし、ペット霊園は一般的な墓地よりも簡単に作ったり廃止することができます。
霊園の経営状態などは気にかけた方が良いでしょう。

まとめ

ペットの死を供養する形は様々ですが、自分と一緒のお墓を望む人が増えてきています。
また、霊園を選べば人間がペットと同じお墓に入ることは可能です。
さらに、人間とペットが同じお墓に入れる霊園も近年増えてきています。

しかし、墓地の管理者の許可や関係者との話し合いなど、ハードルは必ず伴ってくるのが現状です。
予算や関係者のことも念頭に置きながら、愛するペットを納得のいく形で供養しましょう。

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